北朝鮮、西海の島で新たな海軍基地建設か…金正恩総書記の大型艦運用構想を具体化
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【08月22日 KOREA WAVE】北朝鮮が平壌近郊の大型港、南浦港付近にある西海の島で、新たな海軍基地を建設しているとみられる動きが確認された。新型大型艦を収容できる近代的な海軍基地を建設するよう指示したキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の方針が、急速に具体化しているとみられる。
北朝鮮専門メディア「NKニュース」が衛星写真を分析したところ、北朝鮮は現在、西海閘門の外側にある名称不明の島で海軍基地の建設作業に着手したと推定される。同メディアによると、島では道路の整備・改修や、労働者向けの臨時施設の建設が進められている。
今回の工事は、キム総書記が6月、5000トン級の新型多目的駆逐艦「崔賢」の就役式で近代的な海軍基地の建設を指示した後に確認された。キム総書記は当時、近代化・大型化した新型艦艇を係留する基地がないことを「幸せな悩み」と表現し、大型戦闘艦を運用するための新たな海軍基地を早急に完成させるよう求めていた。
北朝鮮は最近、5000トン級駆逐艦の2番艦「カン・ゴン」の兵器システム性能評価試験を進める一方、1番艦「崔賢」を就役させるなど、新型艦艇を中心とした海軍力強化を加速させている。新型艦は従来保有してきた艦艇より大型で、係留や維持、補修、整備のための新基地が必要になったとみられる。
NKニュースは、「崔賢」を建造した南浦造船所や南浦港周辺に基地を建設するよりも、島に建設する方が有利だと分析した。南浦港は西海閘門の内側に位置し、外海へ出る経路も一つしかないため、有事の際に艦艇を迅速に展開するのが難しいためだ。
工事が進む島周辺は、西海としては比較的水深が深く、西海岸で海軍基地を設けられる数少ない立地と評価されている。
一方、南浦造船所でも最近、大規模建設に向けた準備とみられる動きが確認された。こちらは海軍基地建設ではなく、キム総書記が建造を指示した1万トン級戦略誘導ミサイル巡洋艦の建造準備に関連している可能性が高いと分析されている。
5000トン級駆逐艦2番艦の「姜健」は6月から東海岸の羅先港にとどまっていることが確認されている。12日午前には羅先港南側の海域を航行する様子が確認された。これは北朝鮮が同日午前6時ごろ、羅先港の南に位置する元山で弾道ミサイルの試験発射を実施した数時間後の動きだった。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News