【8月27日 CGTN Japanese】このほど打ち上げに成功した中国の「朱雀3号遥2」ロケットでは、第1段ロケットの回収も実現しました。今回の打ち上げで一般消費者向けのアクションカメラ「Osmo Action 6」が初めてロケットに搭載され、研究のためにコア部品の飛行中の稼働状況を記録しました。

打ち上げまで24時間を切った8月18日、一般消費者向けアクションカメラ「Osmo Action 6」12台を朱雀3号遥2の本体に取り付けられました。これらのカメラは打ち上げから回収までの全過程を撮影しました。中国製消費者向けアクションカメラがロケットに搭載されたのは初めてです。

朱雀3号実験チームのメンバーである王軼輝氏は、「去年12月の朱雀3号遥1の打ち上げでは、搭載された工業用カメラに制限が多く、高精細映像を撮影できなかったことが回収後に判明した。しかしロケットの、特に第1段のグリッドフィン(姿勢制御用の網目状の枠組み。回収に向けた降下時に用いる)や着陸脚などのコア部品の稼働状況について、今回の設計を通じて高精細な記録を得ることを強く望んでいる」と説明しました。

質のより良い画面を得るために、映像の取得方法が変更されてアクションカメラをロケット本体に直接取り付けられ、タイマーで起動させて撮影し、4K高精細の(通信などによる劣化のない)オリジナル映像をカメラ内に保存し、ロケット回収後に取り出せるようにしました。しかし、一般消費者向けカメラをロケットに搭載することは、取り付ければ良いという簡単な話ではありません。ロケット点火時の衝撃および振動、大気圏再突入時の高温と摩擦などは、カメラに過酷な要求を突きつけます。研究チームはカメラ本体には手を付けず、外部の防護によって宇宙での作業環境に適応させ、電池収納部には位置固定と衝撃緩衝のための構造を追加し、任務を見事にクリアしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News