【8月27日 CGTN Japanese】第三者機関の統計によると、2025年には中国人がペットに費やした金額は3100億元(約7兆3100億円)を超え、うち最も急成長したのはペット保険です。2020年のペット保険の保険料規模は約5000万元(約11億8000万円)でしたが、2025年には30~35億元(約707~825億円)に達し、5年間で60倍まで拡大しました。

中国市場で主流となっているペット保険は現在、大きく3種類に分類されます。第1類は医療保険で、保険加入量の70%以上を占めています。皮膚病、泌尿器系疾患、伝染病など一般的な医療費の支出をカバーしており、毎月の保険料は十数元から80~90元(約350~2100円)までさまざまです。第2類は傷害保険で、ペットの不慮のけが、迷子、死亡保障などが中心となっています。第3類は第三者賠償責任保険で、主にペットが通行人をかんだり、財物を破損したりする状況に当たります。保険の加入手続きは便利で、主要な決済ソフトを数回クリックするだけで済ませます

一方では、「保険に加入しやすいが、請求が難しい」というのは、多くのペット主に共通する実感となっています。消費者の不満は「既往症」の解釈の境界やオンライン保険加入時の免責条項が明確ではないことに集中しています。他方では、保険会社の難題は、ペット医療市場の料金基準や診療プロセスが統一されていないこと、ペットの身元識別に統一された認証システムがないことに集中しています。

朗報としては、中国の国家標準「ペット診療機関診療サービスガイドライン」が昨年8月に正式に施行され、一部の保険機関も大学やペット医療機関と連携して診療の標準化を推進しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News