ソウル・中区のオリーブヤング・セントラル明洞タウンに並ぶ化粧品(c)news1
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【08月20日 KOREA WAVE】韓国のKビューティー輸出の好調が、ブランドやODM(製造業者開発生産)企業だけでなく、グローバル流通や化粧品容器業界にも広がっている。北米を中心に欧州や中南米へ販売地域が拡大し、流通企業は物流倉庫を増床、容器メーカーも生産設備の拡充を進めている。

金融監督院の電子公示システムや各社のIR資料によると、APR、シリコントゥ、ポムテックコリアはいずれも2026年4~6月期に四半期ベースで過去最高の業績を記録した。

2026年上半期の韓国化粧品輸出額は前年同期比27.3%増の70億ドルとなり、上半期として過去最高を更新した。このうち中小企業の輸出額は30.7%増の50億7000万ドルだった。

地域別では、中小企業の化粧品輸出が欧州で62.4%増の12億6000万ドル、北米で36.8%増の10億6000万ドルとなった。中南米は1億2000万ドルと規模はまだ小さいものの、増加率は131.9%に達した。

ブランド企業ではAPRが4~6月期に売上高7675億ウォン、営業利益1906億ウォンを計上し、前年同期比でそれぞれ134.2%、134.5%増えた。海外売り上げは7042億ウォンで全体の92%を占めた。

Kビューティーブランド約600社の商品を175カ国に供給するシリコントゥも、4~6月期の売上高が51.8%増の4026億ウォン、営業利益が59.0%増の830億ウォンとなった。同社は欧州の物流倉庫を1万2821平方メートルから2万464平方メートルへ拡張する契約を進めており、最大2500億ウォン規模の在庫を保管できるとしている。

化粧品容器メーカーのポムテックコリアも4~6月期に売上高1168億ウォン、営業利益217億ウォンと過去最高を更新した。2026年上半期に第4工場を稼働させたほか、第6工場も7~9月期に完成し、10~12月期の稼働を目指している。

業界では、Kビューティーの海外展開が認知度拡大の段階から、現地で必要な商品を安定供給する競争へ移っているとの見方が出ている。輸出先やインディーブランドの増加に伴い、現地物流網を持つ流通企業や、多様な顧客を抱える容器メーカーへの恩恵も広がっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News