ウィ・ソンラク国家安保室長が2026年7月22日、大統領府春秋館で記者会見している(c)news1
ウィ・ソンラク国家安保室長が2026年7月22日、大統領府春秋館で記者会見している(c)news1

【08月20日 KOREA WAVE】韓国大統領府のウィ・ソンラク(魏聖洛)国家安保室長は18日、トランプ米大統領が米朝対話の可能性に言及したことについて、「朝鮮半島の平和と安定に実質的な進展があり、そのための協議が再開されることを期待する」と述べた。

ウィ・ソンラク氏は大統領府春秋館で記者団に対し、「トランプ大統領がSNSで示したように、米朝首脳間の友好的な関係が意味のある米朝対話につながることを願っている」と語った。また、「韓国政府はこの問題について一貫した立場を維持してきた。米朝対話について緊密な韓米連携を基に、ペースメーカーとして必要な外交努力を続けていく」と説明した。

さらに、こうした方針に基づき、トランプ大統領とは首脳レベルでも主要7カ国(G7)首脳会議や北大西洋条約機構(NATO)首脳会議などの機会に長時間協議したと明らかにした。

トランプ大統領が対米投資交渉などへの不満を示し、韓米合同演習の縮小に言及したことについては「韓国政府は安全保障を強固にするため自主防衛能力を強化すると同時に、強固な韓米同盟を基盤として合同演習や訓練について米国側と調整を続けてきた」と説明。「今後もこうした連携を続ける」と述べた。

トランプ大統領がホルムズ海峡の航行の自由を巡って派兵を要請したことについては、「韓国は当初から米国を含む国際社会と積極的に協議してきた」と強調した。

その上で、「朝鮮半島の即応態勢や国内法上の手続きなどを考慮し、韓国が可能な実質的な軍事的貢献策を検討してきた」と説明した。

現在の国防態勢に支障を与えない範囲で限定的な軍事的貢献策を慎重に検討し、直接的な兵力派遣には国会の同意手続きなどが必要になる点を示したものとみられる。

中東での戦争を背景にイランなどを巡る核拡散への懸念が高まっていることについて、ウィ・ソンラク氏は「韓国は国際的な核不拡散問題に誰よりも強い関心を持っている」と述べた。その理由として、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)に違反し、核武装を進めてきたことを挙げた。

さらに「イランの非核化問題にも大きな関心を持ち、国際社会と歩調を合わせている。今後もこの立場を維持しながら、米国をはじめとする国際社会と連携していく」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News