労働新聞(c)news1
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【08月19日 KOREA WAVE】ロシアの旅行会社ボストク・イントゥールが最近公開した北朝鮮観光の案内書で、平壌でのインターネット利用料金や、外国人観光客の移動、撮影に関する具体的なルールが明らかになった。外国人向けの有料体験が用意される一方、観光中は北朝鮮側のガイドへの同行が義務付けられるなど、行動には厳しい制限がある。

案内書によると、北朝鮮では決められた観光コースのほか、さまざまな有料体験を提供している。平壌でサーカスや楽団の公演を見る場合は約20ドル(約3200円)、サッカー観戦は約30ドル(約4800円)。紋繍ウォーターパークは約15ドル(約2400円)、ミリム乗馬クラブは大人30分で約15ドル(約2400円)としている。平壌のビアホールでは500ミリリットルのビールが約0.5~2.5ドル(約80~400円)という。

バスや列車を利用する観光商品では、船による遊覧や民族衣装での撮影、キムチ、餅、麺作り、伝統遊び、マッサージなどのオプションも用意されている。

携帯電話やデジタルカメラ、ノートパソコン、タブレット端末などの持ち込みは認められている。ただ、海外の通信事業者とのローミング協定がないため、外国から持ち込んだ携帯電話は現地では利用できないという。

一部の平壌市内のホテルではWi-Fiを利用でき、料金は10分約1.7ドル(約270円)。電子メールは30KB未満の場合、1通約2.2ドル(約350円)とされる。

外国人観光客は旅行中、北朝鮮側のガイドに同行してもらい、決められた日程に従って移動しなければならない。空港や駅にはガイド2人が出迎え、その後も旅行期間を通して同行する。旅行会社はガイドの同行を必須としており、観光客は拒否できないとしている。

個人行動も制限され、街や施設内を歩く際には一行やガイドから離れないよう求められる。現地の伝統や習慣を尊重し、ガイドに「挑発的な質問」をしないよう求める内容も盛り込まれた。

撮影については、検問所や軍の監視所に加え、建設現場や肉体労働をしている人の撮影を禁止している。制服姿の人を撮影する場合は本人の許可が必要で、高麗航空の航空機や機内、航空会社職員も撮影禁止の対象としている。

北朝鮮は2024年からロシア人観光客の受け入れを再開した。外国人向けの施設や体験商品を増やす一方、移動や撮影、通信への制限は依然として多く、外国人観光客の誘致を進めるうえで課題になるとの見方も出ている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News