釜山・海雲台海水浴場で水遊びを楽しむ行楽客(c)news1
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【08月18日 KOREA WAVE】韓国では、この2年間で消費者物価全体が約5%上昇する一方、夏休みに直接関係する宿泊・旅行費用は2桁の上昇率を記録した。コンドミニアム利用料は23.5%、国際航空運賃は20.4%、海外パック旅行費は17.2%、ホテル宿泊料は15.8%上がり、全体の物価上昇率を大きく上回った。

宿泊や航空、旅行商品の価格が急上昇し、家計の休暇費負担も増している。2026年は国際原油価格の上昇などで航空運賃をはじめとする旅行関連費用の上昇幅が広がり、休暇計画でも費用負担が主要な要因となる見通しだ。

韓国国家データ処の国家統計ポータルによると、消費者物価指数は2024年7月の114.13から2026年7月には119.77となり、2年間で4.9%上昇した。

一方、主要な宿泊・旅行関連品目はより大きく上昇した。コンドミニアム利用料は23.5%、国際航空運賃は20.4%、海外パック旅行費は17.2%、ホテル宿泊料は約15.8%上がった。

全体の消費者物価上昇率と比べると、コンドミニアム利用料は約4.7倍、国際航空運賃は約4.1倍。海外パック旅行費は約3.5倍、ホテル宿泊料は約3.2倍に相当する。

品目別では、コンドミニアム利用料が2025年7月に前年同月比14.9%上昇したのに続き、2026年7月も7.5%上がり、高い水準が続いた。

国際航空運賃と海外パック旅行費は2025年にやや下落したが、2026年に入って大幅に上昇した。国際航空運賃は2025年7月に前年同月比1.1%下落した後、2026年7月は21.7%上昇。海外パック旅行費も2025年は2.3%下落したが、2026年は20.0%上がった。

ホテル宿泊料も2025年7月は前年同月比1.2%の上昇にとどまったが、2026年7月は14.4%上昇した。

特に2026年は、イラン戦争に伴う国際原油価格の急上昇で石油類価格が上がり、航空運賃をはじめとする旅行関連費用への上昇圧力が強まったとみられている。7月の石油類価格は前年同月比15.5%上昇し、ガソリンは12.6%、軽油は21.5%、灯油は20.5%上がった。

旅行・宿泊以外の娯楽・文化関連物価も高い上昇率を示している。7月の「娯楽・文化」は前年同月比5.5%上昇し、統計を取り始めた1985年以降、7月として過去最大の上昇幅となった。

一方、「飲食・宿泊」は同期間に2.8%上昇した。ただ、大分類全体では上昇幅が比較的小さくても、休暇シーズンに需要が集中するホテルやコンドミニアムなどでは2桁の上昇率となっている。

旅行業界では、宿泊費や航空運賃の上昇を受け、予算に合わせて旅行期間や宿泊施設を調整したり、比較的費用の少ない国内旅行を選んだりする需要が増える可能性があるとみている。

一方、費用負担に耐えられる家計では海外旅行など高額な休暇需要が続き、支出余力によって休暇の過ごし方の差がさらに広がる可能性も指摘されている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News