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【08月18日 KOREA WAVE】パンを食べる際、糖分の少ない野菜中心の搾汁ジュースを一緒に飲んだ人は、水を飲んだ人に比べて食後の最高血糖値が約10%低かったことが分かった。韓国・仁済大学食品栄養・食品工学部のクァク・ジョンヒョン教授チームが、健康な成人10人を対象に、搾汁ジュースの原料構成や炭水化物食品との同時摂取が食後血糖値に与える影響を分析した。

研究チームは、低温・低速で搾った2種類のジュース各240ミリリットルを提供した。1つはセロリ250グラム、キャベツ30グラム、リンゴ30グラムを使ったジュースで、もう1つはセロリ120グラム、ケール90グラム、キャベツ90グラム、レモン20グラムを使ったジュースだった。

セロリ・キャベツ・リンゴジュースの糖分は100グラム当たり2.76グラム、野菜の割合がより高いセロリ・ケール・キャベツ・レモンジュースは1.77グラムだった。

2種類のジュースを飲んだ後の最高血糖値は、それぞれ102.9ミリグラム/デシリットル、107.5ミリグラム/デシリットルで、空腹時血糖値の95ミリグラム/デシリットル、98.7ミリグラム/デシリットルと明確な差はなかった。研究チームは、野菜中心の搾汁ジュースは血糖値の変化に大きな影響を及ぼさないことを確認したとしている。

さらに、炭水化物食品と一緒に摂取した場合の血糖反応も調べた。参加者が食パン100グラムとセロリ・ケール・キャベツ・レモンジュース240ミリリットルを摂取した場合と、水240ミリリットルを摂取した場合を比較したところ、30分後の血糖値はそれぞれ149.4ミリグラム/デシリットル、155.7ミリグラム/デシリットルだった。ジュースを飲んだ場合の血糖値は約4%低かった。

特に肥満ではない参加者5人では、より明確な差がみられた。食パンと水を一緒に取った場合の最高血糖値は162.2ミリグラム/デシリットルだったが、野菜の割合が高いジュースと食パンを一緒に取った場合は145.6ミリグラム/デシリットルで、約10%低かった。

研究チームは、野菜中心のジュースの糖分が少ないことに加え、ポリフェノールによる糖の吸収遅延や、レモンによる炭水化物分解酵素の活性抑制などが関係している可能性があると分析した。

ただし今回の研究は小規模なパイロット研究で、野菜中心の低糖質ジュースと炭水化物食品を組み合わせる食事の可能性を示したものと位置付けられている。

クァク教授は「複数の研究で、果物や野菜、特に一部の緑色葉野菜を十分に摂取することが、2型糖尿病のリスク低下と関連すると報告されている」と説明した。

そのうえで「血糖値の急上昇を抑えるため、忙しい朝に炭水化物中心の食事だけを取るのではなく、セロリやケール、キャベツ、レモンなど野菜の割合が高い搾汁ジュースに、卵やナッツなどたんぱく質や脂質を含む食品を組み合わせ、バランスよく食べる習慣が役立つ可能性がある」と助言した。

専門家は、朝食は昼食や夕食に比べて自分で準備しやすいため、ビタミンやミネラル、食物繊維、ファイトケミカルなどを豊富に含む野菜や果物を十分に摂取することが重要だとしている。

今回の研究結果は、添加糖を使わず新鮮な野菜や果物で作った搾汁ジュースを、卵やナッツなどと組み合わせることで、よりバランスの取れた朝食につながる可能性を示している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News