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【08月17日 KOREA WAVE】「こんにちは。私は国連平和維持軍の副司令官です。今は中東にいます。あなたがとてもきれいなので連絡しました」

国連平和維持軍の副司令官を名乗る人物が、オンラインチャットで韓国の被害者に接近した。写真の人物は容姿端麗で、熱心に好意を示し続けたため、被害者は次第に心を許したという。

約1カ月にわたって連絡を取り合い信頼関係を築いた後、「一日も早く会いたい」と伝え、「800万ドルと金塊が入った荷物を送るので、通関手数料を払ってほしい」と要求した。被害者は3000万ウォンを送金したが、金塊入りの荷物も、国連副司令官を名乗った人物も姿を消した。

恋愛感情を利用して金銭をだまし取る典型的な「ロマンス詐欺」だ。著名人や専門職、特殊任務に就く軍人などになりすまし、感情的なつながりを築いた後、さまざまな費用の支払いを求める新手の詐欺が、韓国で1カ月に1500件以上確認されている。

金融当局によると、6月30日から8月4日までの約1カ月間、新手のフィッシング詐欺として通報され、金融機関が一時的に取引を停止したのは計4935件だった。このうちロマンス詐欺が1527件、41%で最も多かった。購入代行などを装う「ノーショー詐欺」が約1376件、チームミッション詐欺が847件と続いた。

最近は著名人や専門職だけでなく、子どもを一人で育てる異性や韓国系外国人などになりすまし、心理的な警戒心を解いて接近するケースも増えている。

メッセンジャーなどで感情的な信頼関係を築いた後、荷物の受け取りや医療費、航空券購入などを理由に指定口座への入金を誘導する手口が相次いでいる。

実際に、30代の韓国系外国人を装って接近し、約10日間やり取りして親密な関係を築いた後、自身が投資しているというオンラインショップへの投資を勧め、金をだまし取った事例も摘発された。

架空の投資先を紹介したり、偽のポイント付与イベントに招待したりする手口もある。チャットアプリで好意を抱かせた後、結婚情報会社のポイントを分けるとして偽サイトに誘導し、収益を得るには会員ランクを上げる必要があるとして入金を要求。さらに「誤って入金された」などとして追加送金を求めたケースも確認された。

金融当局の関係者は、最初に接触した後も直接会うことを避け、非対面の連絡だけを続ける場合はロマンス詐欺の可能性が高いと指摘した。

特に、愛情表現や結婚の約束などで関係への期待を高めた後、心理的な圧力をかけ、各種費用の立て替えや投資を求めるのは典型的な手口だとして注意を呼びかけている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News