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【08月16日 KOREA WAVE】韓国で半導体価格の急騰を背景に、輸出物価が前年同月比で50%近く上昇し、約28年ぶりの高い伸びを記録した。輸出品価格が輸入品価格を大幅に上回って上昇し、交易条件も過去最大の改善幅となった。

韓国銀行が発表した2026年7月の輸出入物価指数・貿易指数によると、輸出物価指数(2020年=100)は190.65で、前月比1.0%上昇した。6月は0.1%低下していたが上昇に転じ、4月以来3カ月ぶりの高い伸びとなった。

ドル・ウォンの平均為替レートが1ドル=1527.30ウォンから1497.43ウォンへ2.0%のウォン高となったにもかかわらず、半導体を含むコンピューター・電子・光学機器と石炭・石油製品がそれぞれ4.8%上昇したことが影響した。

前年同月比では輸出物価が49.1%上昇し、1998年3月の57.1%以来、28年4カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

品目別ではDRAMが前月比6.6%、前年同月比270.3%上昇した。フラッシュメモリーも前年同月比248.1%上昇したほか、コンピューター記憶装置は前月比17.6%、ナフサは6.2%、軽油は11.2%上昇した。

為替変動の影響を除いた契約通貨ベースの輸出物価も前月比3.0%上昇した。韓国銀行は、輸出物価急騰の背景について「半導体価格が非常に強い上昇傾向を続けているため」と説明した。

一方、輸入物価指数は160.09で前月比1.0%低下し、2カ月連続で下落した。国際原油価格が前月比3.4%下落した影響が大きかった。

原材料は天然ガスを中心に0.8%上昇したが、中間財は石炭・石油製品が3.9%、一次金属製品が3.8%それぞれ低下し、全体では2.2%下落した。資本財は1.8%、消費財は0.1%下がった。

ただ、輸入物価は前年同月比では18.7%上昇した。韓国銀行は、原材料と中間財の輸入物価が高水準を維持しているため、時間差を伴って消費者物価に影響する可能性があるとの見方を示した。

7月の輸出数量指数は、半導体やコンピューター記憶装置、携帯電話、乗用車などの増加により前年同月比20.0%上昇し、9カ月連続のプラスとなった。輸出金額指数も64.2%上昇した。

純商品交易条件指数は、輸出価格が36.8%上昇し、輸入価格の上昇率9.7%を大幅に上回ったことで前年同月比24.7%上昇。統計作成開始以来、最大の伸びとなった。

輸出数量の増加も反映した所得交易条件指数は前年同月比49.7%上昇した。

韓国銀行は「輸出品価格の上昇と輸出数量の増加が同時に表れている」とし、韓国企業の輸出競争力や経済全体の対外購買力が改善していると評価した。一方、8月の輸入物価については、ウォン高が下押し要因となる半面、中東情勢の緊張による国際原油価格上昇が押し上げ要因となっており、双方の要因が混在していると説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News