Xに投稿された当時の手書きメモ(c)news1
Xに投稿された当時の手書きメモ(c)news1

【08月15日 KOREA WAVE】韓国で、10年前に地下鉄で一人泣いていた会社員に、見知らぬカップルが手渡した小さなメモが、長い年月を経ても温かい記憶として残っているというエピソードが紹介された。

12日、Xには、あるネットユーザーが過去に地下鉄で経験した出来事を振り返る文章とともに、当時受け取った手書きのメモの写真が投稿された。

投稿者は「10年前、デザイン会社に勤めていたころ、課長から一方的にきつく当たられ、悔しくて地下鉄で長い間、声を殺して泣いていた」と当時を振り返った。

そのとき、向かい側に座っていたカップルが投稿者に近づいた。女性は小さなメモとチョコレート菓子を手渡し、特に言葉をかけることなくその場を去ったという。

メモには、つたないながらも温かい手書きの言葉が記されていた。

表面には「何があって泣いているのか分からないけれど、心配は少しだけにして、笑顔でいてほしい。元気に、頑張って。大粒の涙を見ていたら、私まで胸がいっぱいになりました」といった内容が書かれていた。

裏面には「怪しい人ではありません。これは今日買ったものです。元気を出してください」と励ます言葉も添えられていた。

投稿者は、このメモを10年たった現在も大切に保管していた。

「その方は知っているだろうか。今までずっと、この言葉に慰められていることを。たぶん一生忘れられない」とつづった。

写真に写るメモは長い年月を感じさせるほど古びていたが、手書きの励ましの言葉は今もはっきり残っていた。

このエピソードを知ったネットユーザーからは「こういう人がいるから世の中は温かいのだと思う」「知らない人を心配することはできても、実際に行動に移すのは簡単ではない。感動した」「自分も同じように泣いたことがあるので胸にくる」「自分でも一生大切にすると思う」などの反応が寄せられた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News