韓国、次世代成長へ「7大SEED」始動…SMR・量子・月着陸船を重点育成
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【08月15日 KOREA WAVE】韓国政府が小型モジュール炉(SMR)、量子コンピューター、月着陸船などを中心に、10年後の成長を担う先端技術の育成に乗り出す。
科学技術情報通信省は関係省庁と合同で12日、大統領府で「未来成長エンジン7大SEEDプロジェクト」を発表した。プロジェクトは「未来クリーンエネルギー」「次世代フロンティア」「先端素材・鉱物」の3分野に分け、計7つの細部課題を盛り込んだ。10~20年後を見据えて先端技術を発掘し、経済と安全保障の中核資産に育てるのが目標だ。
韓国政府が6月に発表した半導体、フィジカルAI、AIデータセンターの「3大メガプロジェクト」が低成長への短期的な処方箋だったとすれば、今回の7大SEEDは長期的な体質改善策に位置付けられる。
ペ・ギョンフン(裵慶勲)副首相兼科学技術情報通信相は報告会で、韓国のロボットアニメ「テコンV」を引き合いに出し、「7大SEEDプロジェクトは、私たちが想像し夢見てきたテコンVを完成形にする先端技術の集合体だ」と強調した。
7大SEEDは、先端技術産業の基盤整備と新産業技術の確保に重点を置く。
まず、電力需要への対応戦略を盛り込んだ「未来クリーンエネルギー」は、SMR、核融合、限界突破型再生可能エネルギーの3分野で構成する。次世代原発のSMRを商用化する一方、太陽光、水素、風力など再生可能エネルギーとの組み合わせで急増する電力需要に対応する構想だ。
「次世代フロンティア」では量子、宇宙・航空、先端バイオを重点育成する。2029年までに誤り訂正が可能な100量子ビット級QPU(量子プロセッサー)を確保し、2035年までにQPUの量産体制を整え、量子コンピューター製造能力で世界1位を目指す。
宇宙分野では2029年までに月周回通信衛星を送り、2030年までに民間主導で700キロ級の小型月着陸船を打ち上げる計画だ。
脳とコンピューターをつなぐBCIチップについては、2035年までの商用化を目指す。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News