ソウル市内のコンビニに掲示された青少年への酒・たばこの販売禁止を知らせる案内文=写真は記事の内容と直接関係ありません(c)NEWSIS
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【08月15日 KOREA WAVE】親が子どもの飲酒を早くから認めるほど、青少年期に飲酒を始めるリスクが最大2.5倍に高まることが分かった。

韓国疾病管理庁によると、乙支大学ビッグデータ医療融合学科のイ・ソンビン、パク・ジュヨン研究チームは、青少年健康パネル調査を活用し、青少年3040人のデータを基に「親の飲酒容認態度と青少年の飲酒開始時期の関連性」を調べた。

韓国の青少年の飲酒経験率は2025年時点で男子9.8%、女子6.1%で、2022年以降は減少傾向にある。ただ、飲酒経験のある青少年の多くが中高生の時期に飲酒を始めており、開始時期を左右する要因の把握が重要な課題となっている。

研究チームは、親の飲酒容認の雰囲気と子どもが飲酒を始める年齢との因果関係を明確に分析するため調査を実施した。対象者5051人のうち、すでに飲酒経験のある青少年や調査に参加しなかった人などを除いた3040人を最終分析対象とした。このうち調査期間中に飲酒を経験したのは618人、飲酒経験がなかったのは2422人だった。

親の飲酒に対する態度は「絶対に認めない」「成人後に認める」「中高生の時期から認める」の3グループに分けた。

その結果、中高生の時期から飲酒を認めるグループでは、絶対に認めないグループに比べ、飲酒を始めるリスクが約2.5倍高かった。

飲酒する友人の有無、家庭内に飲酒者がいるかどうか、抑うつ感の経験、親の学歴、世帯の経済水準などを調整した多変量解析でも、早期容認グループの飲酒開始リスクは約1.86倍高かった。

ただ、男子では親による早期の飲酒容認が統計的に有意なリスク要因となった一方、女子では有意な結果は確認されなかった。

研究チームによると、青少年期の飲酒は脳の可塑性や成熟過程に悪影響を与え、認知や行動面の問題を引き起こすほか、成人後のアルコール依存リスクを高める。特に飲酒を始める年齢が低いほど、生涯にわたるアルコール依存のリスクが急激に高まるという。

研究チームは「韓国の青少年では、親が早期に飲酒を認めることが、子どもの飲酒開始を早める有意なリスク要因だった」と説明。「子どもの飲酒を認める時期を成人後まで遅らせる一貫した養育姿勢が予防に重要だ」と指摘した。

また「男子では親の明確な容認態度が、女子では暗黙の環境がより大きなリスク要因となるため、性別に応じた対策も必要だ」としている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News