ソウル市内の飲食店に貼られた「配達の民族」とクーパンイーツのステッカー=2024年11月15日(c)news1
ソウル市内の飲食店に貼られた「配達の民族」とクーパンイーツのステッカー=2024年11月15日(c)news1

【08月14日 KOREA WAVE】韓国で猛暑が続く中、デリバリーや即時配達サービスを利用する「猛暑消費」が鮮明になっている。かき氷や冷麺といった夏の定番メニューだけでなく、日焼け止めや日傘、肌を冷やす冷却用品の注文も大幅に増えた。

フードデリバリー大手「配達の民族」が、即時配達サービス「Bマート」の3~9日の販売実績を前週と比較したところ、日焼け止めの注文件数は41.4%、日傘は50.8%増えた。

特に、外出後の肌を冷やす商品の伸びが目立った。冷却マスクは199%増と約3倍に、冷却パッドは2430%増と約25倍に急増した。

配達の民族の関係者は、猛暑が続く中、事前に準備する紫外線対策商品だけでなく、肌をすぐに冷やす商品への需要も増えていると説明。特に緊急性が高い商品ほど、翌日配送ではなく1時間以内の配達が可能な即時配達サービスが選ばれる傾向が強いとした。

夏の代表的なメニューも注文が増えている。ヨギヨが7月27日~8月2日と8月3~9日の注文データを比較したところ、8月第1週の全体注文件数は前週比約4.4%増加した。平日に限ると平均増加率は約9%だった。

かき氷や冷麺、コーヒー、スイカ、豆乳麺、参鶏湯などの注文も平均6.4%増えた。中でもかき氷は12.8%増と最も伸び、冷麺は8.7%、豆乳麺は7.1%、コーヒーは6.4%増加した。

主要デリバリーアプリ3社の決済額も増加傾向を示した。モバイルインデックスの推計によると、「配達の民族」「クーパンイーツ」「ヨギヨ」のカード決済額は、7月初旬から8月初旬までの約1カ月で9.4%増えた。

同じ期間、ソウルの1日平均気温も約25.9度から約31.9度へ約6度上昇した。

ただし、決済額の増加を猛暑だけの影響とみるのは難しいとの見方もある。前年同期と比較しても利用額自体が増えており、デリバリー利用の日常化や各社の競争、取り扱い商品の拡大など、市場そのものの成長も影響した可能性がある。

業界関係者は「デリバリー市場の構造的な成長に記録的な暑さが重なり、消費者によるデリバリーや即時配達サービスの利用をさらに促したとみられる」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News