韓国企業、AI時代は「新人も管理者」…人だけでなくAIやロボットを率いる力が必要
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【08月14日 KOREA WAVE】「人的資源を超え、AIエージェントまで管理する時代になった。新人社員もAIを指揮する『管理者』だ」
韓国の経済人や起業家から、人工知能(AI)時代には仕事の進め方だけでなく、リーダーシップや人材像そのものを根本的に見直す必要があるとの意見が出ている。単にAIを導入するだけでなく、業務プロセス自体を再設計し、人に加えてAIエージェントやロボットを率いる能力が重要になるという。
シンクタンク「グローバルコリアインサイツ(GKインサイツ)」は6日、ソウル市中区で「AI時代の人材像」をテーマに座談会を開いた。キム・ジョンガプ元シーメンス韓国会長、チョン・ユソン元サムスンSDS代表、イ・ジュワン・メガゾンクラウド取締役会議長、キム・ドンホ韓国信用データ代表らが参加した。
キム・ドンホ代表は「今では新人社員もAIエージェントに仕事を指示し、結果を検査する管理者だ」と指摘。「リーダーシップの概念は、人を率いるだけでなく、AIやロボットを率いる能力へと広がった」と述べた。
その上で、単なるAI導入を超え、仕事そのものを変革する「JX(Job Transformation)」への転換を提案した。韓国信用データでは、社員が毎月1件ずつJXの事例を作り、データベース化して全社で共有しているという。
キム・ジョンガプ氏は、成功だけでなく失敗の記録を共有する組織文化の重要性を強調した。ドイツのシーメンスには会社設立以来180年間の記録を蓄積した情報庫があるとし、「成功と失敗の記録を共有し、積み重ねる文化がAI時代の本当の競争力になる」と語った。
サムスン未来戦略室で人事支援チーム長を務めたチョン・ユソン氏は、人事管理の対象も変わると指摘した。「HRの対象には人だけでなくAIエージェントも含まれるべきだ。既存の組織にAIを付け加えるのではなく、AIを基盤に仕事のプロセスを全面的に組み直す必要がある」と述べた。
現場で問題を見つけ、AIを使って解決策を示せる人材の重要性も挙げられた。イ・ジュワン氏は「フォワード・デプロイド・エンジニア(FDE)」を例に挙げ、単なる開発能力だけでなく、問題そのものを認識する力が必要だと強調した。
パク・ジンKDI国際政策大学院教授は、経済協力開発機構(OECD)の統計を挙げ、「韓国では15歳時点で最高水準だった問題解決能力が45歳になると最低水準まで落ちる」と指摘。「AI時代は問題を定義し、解決する能力が核心になるため、それを伸ばせる社会環境づくりが急がれる」と語った。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News