【8月18日 CGTN Japanese】中国自然資源部が組織する第16次北極海科学観測が現在行われています。先ごろ、科学観測船「雪竜」号と「雪竜2」号が相次いで氷上観測作業を実施しました。

北京時間8月7日、「雪竜」号は12カ所の氷上観測地点での作業を無事完了し、各種の氷上ブイ30基余りを設置しました。今回の氷上観測では、大気境界層、海氷物理、氷下生態、氷下海洋などの分野で総合観測を行い、北極の海氷が急速に変化する中での大気・海氷・海洋結合システムの変化の過程について、現地での長期観測・検証データを提供します。同時に、北極海の無人観測網を構築したほか、中国国産の先進的な海洋観測機器の試験と実用化に向けた運用も行いました。

「雪竜2」号は8月7日に航海第1段階の海洋観測地点での総合調査を終えた後、高緯度海域に向けて航行し、9日には海氷が密集する海域で厚さ約1.5メートルの面積が広く平坦な氷盤を選び、最初の氷上観測地点で調査作業を実施しました。「雪竜2」号が今後実施する氷上観測地点は、「雪竜」号の氷上観測地点と連携して観測網を構築する計画です。これにより、北極が急速に変化する中での北極海中央部における大気、海氷、海洋の相互作用と、それらと生態系との相互作用について、より踏み込んだ研究を行います。(c)CGTN Japanese/AFPBB News