韓国・光州、800兆ウォン半導体投資に歓迎ムード薄く…企業への感謝求める声 [韓国記者コラム]
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【08月13日 KOREA WAVE】サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長とSKグループのチェ・テウォン(崔泰源)会長に対し、湖南圏への大規模半導体投資を決めたことへの感謝をもっと示すべきだとの声が、韓国・光州で出ている。
サムスン電子とSKハイニックスは、光州軍空港跡地約250万坪に総額800兆ウォン(約88兆円)を投じ、半導体工場4棟を建設するメガプロジェクトを進める。地域経済への波及効果は極めて大きいと期待されている。
一方、光州市内では、この投資を歓迎する雰囲気が十分に見えない。街頭にはイ・ジェミョン(李在明)大統領への感謝や地元国会議員の実績を強調する横断幕はあるものの、サムスンやSK、両社トップへの感謝を示すものはほとんど見当たらないという。
地域の経済団体や市民団体も、企業への謝意を前面に出した動きをほとんど見せていないとして、物足りなさを指摘する声が出ている。
海外では、大規模投資を誘致した企業への感謝や地域との結び付きを示すため、都市名に企業名を取り入れた例もある。日本の豊田市は、トヨタ自動車の大規模工場建設と地域経済への貢献を踏まえ、1959年に挙母市(ころもし)から現在の名称へ変更した。
米ペンシルベニア州のハーシーも、チョコレート企業ハーシーの創業者が大規模な生産拠点と街を築いたことで、地域名として定着した例として紹介されている。
韓国内でも、企業の地域貢献を道路名などに反映した例がある。水原・霊通、華城・東灘、平沢・高徳など半導体拠点では、「サムスン路」「サムスン電子路」といった名称が付けられている。蔚山市でも現代自動車の工場周辺道路に「現代自動車路」という名称が使われている。
湖南圏半導体クラスター計画が進む一方、一部では光州の「強硬な労組」というイメージを懸念する声もある。
企業側にとっては、広い用地や再生可能エネルギーなど湖南の立地条件が投資判断の背景にあるが、事業を円滑に定着させるには、地域社会による具体的な歓迎や配慮も必要だとの見方が示されている。
今後、産業団地への進入道路に「サムスン半導体大路」や「SKハイニックス路」といった名誉道路名を付け、地域の歓迎姿勢を示す案も考えられる。また、空港やKTX駅など主要交通拠点に企業名を併記し、グローバル半導体拠点としてのブランド価値を高める案も提案されている。
今回の湖南圏半導体投資を主導した両企業トップに対し、イ・ジェミョン大統領が深く頭を下げてあいさつした場面は強い印象を残した。今度は光州・全南の地域社会が、企業の投資決定にどう応えるかが問われている。【news1 パク・ヨンレ記者】
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News