YouTubeチャンネル「人生博士」(c)news1
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【08月13日 KOREA WAVE】韓国で8月15日の光復節(植民地支配からの解放記念日)を前に、人気芸能人の先祖による日本統治時代の「親日行為」を巡る議論が再び波紋を広げている。動画共有サイト「YouTube」などのSNS上で、著名人の家族史や先祖の経歴をまとめた解説動画が流布し、問題視されている。

騒動の発端となったのは、女優ハ・ヨンの曽祖父にあたる安相浩(アン・サンホ)の経歴に関する指摘だ。1910年代の資料などから親日団体での活動実績が確認されたとしてネット上で拡散されると、ハ・ヨンは曽祖父の行為を知らないまま公言していたとして、子孫として謝罪するコメントを発表した。

この件をきっかけに、過去に同様の家族史を指摘された他の著名人にも関心が波及している。YouTubeチャンネル「人生博士」などが公開した動画では、ハ・ヨンのほか、俳優カン・ドンウォンや女優イ・ジアの事例が取り上げられている。

カン・ドンウォンの母方の曽祖父である李鍾萬(イ・ジョンマン)は、日本統治時代に鉱山会社を経営し、日本軍に戦争資金を献納したことなどが「親日人名事典」に記載されている。カン・ドンウォンは2017年に問題が表面化した際、公式に謝罪した。なお、カン・ドンウォンの母方には独立運動家である盧源弼(ノ・ウォンピル)の子孫にあたる血統も含まれている。

また、イ・ジアの父方の祖父である金淳興(キム・スンフン)も、国防献金や軍用機の購入資金などを提出していた実績が同事典に収められており、イ・ジアも昨年、事務所を通じて過去の記録について謝罪を表明していた。

動画を制作したチャンネル側は、子孫を批判することが目的ではなく、歴史を隠さずに正しく記憶することで同じ過ちを繰り返さないようにするためと説明し、歴史と子孫をどのように関連付けて捉えるかは視聴者の判断に委ねる姿勢を示している。

ネット上では、歴史の事実を受け止めるべきだという声がある一方で、現代の子孫に責任を追及するのは不適切だとする意見も出でおり、光復節を前に歴史認識を巡る論争が深まっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News