外国人に永住権取得させるため「偽装結婚」1000件以上、中国出身者ら11人逮捕 米
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【8月13日 AFP】米国で12日、外国人(主に中国人)に米国のグリーンカード(永住権)を取得させようと偽装結婚1000件以上を首謀したとして、11人が逮捕された。うち10人は米国籍を取得した中国出身者で、残る1人はグリーンカード保持者だった。当局が発表した。
トッド・ブランチ司法長官は首都ワシントンでの記者会見で、「これは米国史上最大級の偽装結婚事件だ」と述べた。
ブランチ氏は「われわれは不法入国から物理的な国境を守るだけでなく、米国の移民法をかいくぐるもう一つの手口である移民詐欺スキームも防止している」と強調した。
同氏によると、中国人は最大10万ドル(約1590万円)を支払って米国人と偽装結婚し、米国民の配偶者としてグリーンカードを申請していた。
相手方となる米国人は、報酬として最大3万ドル(約480万円)を受け取っていた。
ブランチ氏は「このスキームは一瞬で現れてすぐに消えるようなものではなく、他の手段では合法的に米国民になれない、あるいはなろうとしない人々を犯罪的に支援する、長年にわたる数百万ドル規模の巨大ビジネスだった」と述べた。
ニューヨーク南部地区のジェイミー・マクドナルド検事は、被告らは共謀者と共に過去10年間にわたり1000件以上の偽装結婚を首謀したと述べた。
マクドナルド氏は「11人は偽装結婚に応じる米国人をスカウトし、司式者、婚礼衣装、写真撮影者、出席者までそろえた偽の結婚式を手配していた」「被告らは巨額の利益を得ていた。このネットワークは10年間の活動で、数千万ドルを稼いだとみられる」と付け加えた。
11人は、5年以下の拘禁刑が科される結婚詐欺および移民詐欺の共謀罪と、10年以下の禁錮刑が科される外国人の不法滞在を助長した共謀罪に問われている。(c)AFP