ソウル・南山から望むマンション群(c)news1
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【08月13日 KOREA WAVE】韓国の「生活の質」が経済協力開発機構(OECD)38カ国のうち19位だったことが分かった。住宅や知識・技能の分野では最上位圏に入った一方、社会的なつながりや労働・雇用の質、主観的幸福度は最下位圏にとどまり、分野ごとの差が大きかった。

韓国保健社会研究院が10日発刊した「保健福祉イシュー&フォーカス」によると、改編されたOECDの「より良い暮らし指標(BLI)」を基に算出した韓国の点数は5.99点だった。

38カ国中19位で、1位は7.31点のノルウェー、最下位は3.70点のメキシコだった。

分野別では住宅が1位だった。住宅の賃貸・維持費を支払った後に残る世帯可処分所得の割合は84.83%で2位となった。

研究を担当した韓国保健社会研究院のチョン・ヘシク研究委員は「84.83%というのは、月100万ウォン(約10万5000円)を稼いだ場合、約15万ウォン(約1万6000円)を住宅の賃貸・維持費に使うという意味」と説明。「ソウルを含む全国平均で、住宅ローンの返済額は含まれていない」とした。

知識・技能の分野は2位だった。15歳を対象とする国際学習到達度調査(PISA)の数学平均点は527.3点で、OECD加盟国中2位だった。

年間2週間以上、猛暑にさらされた人口の割合は0%で共同1位、出生時平均余命は83.5歳で5位だった。

一方、社会的なつながりは37位だった。困難に直面した際に頼れる親族や友人がいないと答えた割合は20.64%で、OECD38カ国の中で最も高かった。

労働・雇用の質は36位だった。女性の賃金中央値が男性より28.95%低く、男女間賃金格差はOECD加盟国で最も大きかった。

主観的幸福度も35位にとどまった。生活満足度は10点満点で6.5点と36位で、肯定的な感情より否定的な感情を多く感じたと答えた割合は14.85%で29位だった。

所得上位20%の平均可処分所得を下位20%の平均で割った所得5分位倍率は5.77倍で27位となるなど、格差や剥奪に関する指標も全般的に下位圏だった。

チョン研究委員は「総合1位のノルウェーは、すべての分野でおおむね均衡の取れた発展水準を示した。韓国は不平等に関する指標や社会的つながり、主観的幸福度が脆弱なため、生活の質を改善する政策課題の開発が必要だ」と指摘した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News