ソウルの「漢江バス」、夜間運航を拡大へ…午後7~10時台に追加便
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【08月12日 KOREA WAVE】ソウル市が、夕景や夜景を楽しもうとする需要に対応し、「漢江バス」の夜間運航を拡大する。市によると、漢江バスの東部・西部路線で午後7~10時台の夜間運航を全体で2便ほど追加する方向で、詳細な運航時間を調整している。
利用者の混乱を抑えるため、現在の時刻表はできるだけ維持し、既存の運航時間を大きく変えずに夜間便を追加する。正確な運航時刻は船舶間の運航間隔などを考慮して最終決定し、近く発表する予定だ。
今回の増便は単純な運航回数の拡大にとどまらず、夕景や夜景など夜間の利用需要を狙ったものだ。夏は日没が遅く、夜に漢江バスを利用したいという要望があることも考慮した。
ソウル市は最近、漢江を夜間経済活性化の主要な舞台と位置付けている。8月には汝矣島とトゥクソムの漢江公園で夜間イベントを始め、漢江バスや自転車での移動、水泳場、公演・祭り、飲食、キャンプまでを結び付ける「24時間滞在型漢江」モデルを進めている。
漢江で過ごす時間を夜まで延ばし、そこで生まれる消費を周辺の伝統市場や商店街まで広げる構想で、今回の夜間運航拡大もこの方針に沿ったものだ。
船舶の運用体制も整いつつある。7月に106号船がソウルへ到着し、最後の107号船も8月中に到着する予定だ。
107号船が加われば、当初計画していた漢江バス12隻がすべてそろう。ソウル市は到着後約2週間の運航訓練を経て、早ければ9月ごろ実際の運航に投入する見通しだ。
ただし、12隻体制が整った後も追加船舶の購入など規模拡大を急がず、当面は安定運航に重点を置く。現時点で追加購入の計画はない。
ソウル市関係者は「夕景など夜間時間帯の利用要望があり、漢江バスをより活性化する趣旨だ。ソウル市の夜間経済活性化の方針も考慮している」と説明した。
一方、漢江バスの中長期的な運営に向けた運賃体系の検討も始まった。
ソウル研究院は最近、漢江バスの適正な運賃体系に関する研究に着手した。現在の3000ウォン(約320円)が適切かどうかや、運賃を調整する場合に利用者が受け入れられる水準などを調べる。
公共交通としての機能と観光・レジャー手段としての性格をあわせて検討し、周辺の遊覧船など他の水上交通の料金とも比較する。
ただ、研究はまだ初期段階で、値上げや具体的な調整幅が決まったわけではない。ソウル市は利用者を対象に、利用経験やサービス価値などについての現地アンケートも実施している。
ソウル市関係者は「現在の3000ウォンが適正なのか、さらに徴収するならどの程度まで可能なのかなど、運賃の適正水準を全般的に調べるものだ」と説明した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News