中国武漢でスマート蚊取り「ハイテク」を試験導入 20日余りで蚊7万匹超を駆除
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【8月17日 CGTN Japanese】夕暮れ時、中国中部にある長江沿いの町・湖北省武漢市の公園では、多くの来園者が公園内の蚊がかなり減ったと感じています。この変化をもたらしたのが公園内に設置された「ハイテク」の蚊取り装置です。
この「ハイテク」装置は公園の草むらに設置された黒い円筒形の機器で、外観はシンプルで目立たず、本体に搭載された電子ディスプレーには、捕獲した蚊のデータがリアルタイムで表示されています。
公園の上級技師・王澤明氏によると、このスマート呼吸式生物蚊取り機は、一定濃度の二酸化炭素を放出して人の呼吸を継続的に模倣して蚊を引き寄せ、生体模倣型の捕獲技術によって駆除するもので、化学薬剤は一切使用しません。装置の稼働時には特殊な波長の光を発し、専用の光源によって周辺の蚊をさらに引き寄せることで捕獲効率を高めます。蚊が本体付近まで引き寄せられると、蚊取り機の内部の負圧による気流が掃除機のように蚊を密閉式の収納ボックスへ吸い込み、風で乾燥させる物理的な方法で駆除します。蚊取り機は24時間連続で稼働でき、駆除データをリアルタイムで確認できます。また、血を吸う蚊だけを対象とするため、ミツバチやトンボなどの益虫を誤って捕獲することはないとのことです。
武漢市は中心部の西北湖公園と後襄湖公園を実証実験の対象に選び、計10台の蚊取り機を設置しました。1台で100~200平方メートルをカバーでき、試験運用を開始してから20日余りで、計7万匹以上の蚊を駆除したとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News