【8月17日 東方新報】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)は8月5日、北京市を2029年のユネスコ・国際建築家連合(UIA)「世界建築首都」に正式に認定したと発表した。

ユネスコによると、今回の決定は「世界建築首都」合同委員会の推薦を受け、ユネスコのハーリド・エルアナーニー(Khaled El-Enany)事務局長が行った。委員会は、北京が世界有数の豊かな建築遺産を守りながら、将来を見据えた持続可能な都市開発を進めている点を評価。歴史地区の保全や都市再生、建築文化を通じて、文化遺産の保護とイノベーション、地域社会の発展を両立させているとした。

北京では2029年、「回帰平衡(Back To Balance、バランスへの回帰)」をテーマに、年間を通じて展覧会や国際会議、教育プログラム、市民向けイベントなどが開催される予定だ。同年には国際建築家連合の世界建築家大会も開かれ、建築を通じた文化の継承、人と自然の共生、持続可能な都市開発などをテーマに国際的な交流が行われる。

「世界建築首都」は、ユネスコと国際建築家連合が2019年に共同で創設した制度で、3年ごとに選定される。国際建築家連合の世界建築家大会が開催される都市が「世界建築首都」に指定される仕組みだ。

これまでに、リオデジャネイロ(2020年)、コペンハーゲン(2023年)、バルセロナ(2026年)が選ばれている。(c)東方新報/AFPBB News