京畿道加平にある旧統一教会の「天正宮」(c)news1
京畿道加平にある旧統一教会の「天正宮」(c)news1

【08月12日 KOREA WAVE】韓国で、政治家132人に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の資金を違法に寄付した疑いで、ユン・ヨンホ元世界本部長ら幹部3人が起訴された。

政教癒着をめぐる不正疑惑を捜査する検察・警察合同捜査本部は11日、政治資金法違反と業務上横領の罪で、ユン元本部長、ソン・グァンソク元世界平和国会議員連合会長、天宙平和連合会長の3人を10日に在宅起訴したと明らかにした。

犯行の一部に関与した地区長ら旧統一教会幹部6人についても、同じ罪で略式起訴した。

9人は2019年9月から2025年1月まで、全国の旧統一教会組織を使い、国会議員ら政治家132人に対し、教団団体の資金から218回にわたり約1億8800万ウォン(約2068万円)を寄付した罪に問われている。

合同捜査本部は、ハン・ハクジャ総裁とチョン・ウォンジュ元秘書室長については、犯行に直接関与したことを示す証拠が不十分だとして、送致せず捜査を終えた。

捜査本部は旧統一教会の天正宮などを家宅捜索し、約480の金融口座を追跡するとともに、関係者82人を調べた。

捜査の結果、旧統一教会は、自ら主催する行事に多数の政治家を参加させ、宗教的な影響力を拡大することなどを目的に、教団関係者の個人名義で政治資金を寄付していたとされる。

現行の政治資金法では、法人や団体に関連する資金を政治資金として寄付することは禁止されている。

合同捜査本部は「旧統一教会や新天地に関連するほかの疑惑についても、厳正かつ迅速に捜査を進める」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News