韓国カカオゲームズ、人気IPとの協業を加速…10月に新作「トッケビの世界」
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【08月12日 KOREA WAVE】韓国のカカオゲームズが、人気IP(知的財産)との協業を積極的に進めている。新作の発売延期などで低下した市場の信頼を回復し、ヒットの可能性を高める狙いだ。
ゲーム業界によると、カカオゲームズは2026年下半期、ザ・グリム・エンターテインメントとのIP協業を進める。同社は「外見至上主義」「入学傭兵」「喧嘩独学」などを手掛けた「パク・テジュン漫画会社」を傘下に持ち、最近話題となった「キム部長」のIPも保有している。
カカオゲームズはIP協業の第1弾として、10月に「トッケビの世界」を発売する。同作は「俺だけレベルアップな件」「全知的な読者の視点から」などのウェブトゥーンで知られるレッドアイススタジオの作品で、スーパーキャットが開発を担当した。
カカオゲームズ関係者は「新しい経営陣の体制で披露する最初の新作だけに、特別な意味を持って発売を準備している」と説明した。
すでに人気を集めているIPとの協業は、近年のゲーム業界で有力な成功戦略となっている。ネットマーブルは2024年、ウェブ小説・ウェブトゥーン原作の「俺だけレベルアップな件」をゲーム化し、世界的なヒットを記録した。ネクソンも人気IP「テムパル」を基にした新作「テムパル:オーバーギアード」を2026年中に世界で発売する予定だ。
カカオゲームズは、これまで何度も延期してきた作品も相次いで投入する。2026年第4四半期と2027年第1四半期に、少なくとも5本以上の新作を発売する。
第4四半期には「トッケビの世界」のほか、「アーキエイジ・クロニクル」「ダンジョン・アライズ」の3作品を発売する。2027年第1四半期には期待作「オーディンQ」と「ゴッド・セーブ・バーミンガム」などを投入する予定だ。
これまで新作の発売日程が遅れ、会社への信頼が低下したとの認識から、2027年は発売スケジュールを順守する方針を社内で定めた。
カカオゲームズは、LINEヤフーを新たな親会社に迎えたことを機に事業改革も進めている。今後は資本収益性を重視して新規投資やプロジェクト継続の可否を判断し、非中核事業については必要に応じて再編する計画だ。世界の共同開発パートナーシップを拡大し、コスト構造の改善も目指す。
LINEヤフー傘下のラインゲームズとの事業面での相乗効果も図る。ただ、現時点ではカカオゲームズとラインゲームズの合併や包括的な株式交換などの企業結合を進める計画はないという。
カカオゲームズのキム・テファン共同代表は2026年第2四半期の決算説明会で「カカオゲームズの業績は現在、底を通過しており、第4四半期から新作発売による反転を準備している」と説明した。
さらに「約束より実行を通じて市場の信頼を回復し、あらゆる意思決定でカカオゲームズの企業価値と株主価値を最優先する」と述べた。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News