韓国ホンダ、23年続いた四輪車販売を年末終了へ…2027年から二輪車中心に再編
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【08月11日 KOREA WAVE】ホンダコリアが2026年末で韓国での四輪車販売事業を全面的に終了し、二輪車を中心とする事業構造への再編に乗り出す。輸入車市場全体が成長する中、限られた車種構成と需要減少を克服できず、韓国で四輪車販売を始めてから23年で撤退することになった。
韓国金融監督院によると、ホンダコリアの2025年度(2025年4月~2026年3月)の売上高は3133億ウォンで、前年度の3344億ウォンから6.3%減少した。一方、営業利益は145億ウォンで、前年度の116億ウォンから25.5%増えた。
同期間の純利益も85億ウォンから92億ウォンへ8.9%増加。営業利益率は3.5%から4.6%へ1.1ポイント改善し、事業規模が縮小する一方で収益性は高まった。
ホンダコリアは四輪車だけでなく二輪車も販売している。韓国の二輪車市場で高いシェアを維持しており、四輪車販売が低迷する中でも二輪車事業が業績を支えたとみられる。
四輪車部門の不振は一段と鮮明になっている。韓国輸入自動車協会によると、2025年の韓国内での四輪車販売台数は1951台で、前年比22.2%減少した。
主力の「CR-Vハイブリッド」と「アコードハイブリッド」を投入したものの、各モデルの販売台数はいずれも1000台を下回った。
2026年に入ってからは減少幅がさらに拡大した。上半期の韓国内での新規登録台数は399台で、前年同期の1153台から65.4%減少。半年間で2025年通年販売台数の約20%にとどまった。
輸入車市場全体が伸びる中でホンダだけが大幅に販売を減らし、韓国での四輪車事業の存在感は急速に低下した。
近年の韓国輸入車市場ではハイブリッド車の需要が拡大しているが、トヨタやレクサスなど日本系の競合ブランドが積極的に新車投入やラインアップ拡充を進める一方、ホンダは比較的限られた商品構成を続けてきた。
販売不振を受け、ホンダコリアは4月、2026年末で韓国での四輪車販売事業を終了すると発表した。2003年に販売を始めてから23年となる。
ホンダコリアは、市場環境や為替変動などを総合的に考慮した結果、中長期的な競争力を確保するには経営資源を重点分野に集中する必要があると説明している。
このため下半期も四輪車販売は減少が続くと予想される。新規投資による販売拡大より、年末の事業終了に向け、既存車両の販売や顧客対応を安定的に終えることに重点を置くとみられる。
四輪車販売を終了した後も、既存顧客へのアフターサービスは継続する。車両の整備や部品供給、保証対応などを少なくとも8年間提供する計画だ。
一方、二輪車事業は韓国で継続する。四輪車販売から撤退し、競争力を持つ二輪車分野に経営資源を集中する方針で、2027年からホンダコリアの事業構造は二輪車中心へ全面的に再編される見通しだ。
業界関係者は「2026年下半期はホンダコリアの四輪車事業の成長性を見る時期というより、23年間続けてきた韓国での四輪車販売事業をどう締めくくるかが重要になる」と指摘。「2025年に収益性が改善した一方で四輪車販売基盤は急速に縮小しており、今後の業績は二輪車事業の競争力に左右される可能性が高い」と話した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News