【8月10日 AFP】大韓サッカー協会(KFA)は、監督の招聘(しょうへい)における不透明な手続きの疑いから、外国人審判員への性的接待疑惑に至るまで、相次ぐ一連の不祥事について謝罪した。

主将の孫興民(ソン・フンミン)率いる韓国代表は「黄金世代」として高い期待を集めながらも、W杯(ワールドカップ)北中米大会ではグループリーグ敗退に終わり、KFAには激しい批判が殺到している。

南アフリカに0-1で敗れて早期敗退が決まった後、洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が監督を辞任したものの、期待外れに終わった結果に対する国民の怒りを鎮めるには至らず、大会前からささやかれていた監督選定プロセスに対する疑問に拍車をかけた。

さらに先週、これまで公開されていなかった2016年の政府監査を引用する形で、KFAが2011年と2012年に外国人審判員に対して性的接待を提供していたことが現地メディアによって明らかにされた。

KFAは8日、公式ウェブサイトに掲載した声明で、「2026年W杯を契機に発生した協会をめぐるさまざまな疑惑により、深い失望とご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と述べた。

高まる批判に直面したKFAは、「誠に情けない状況にある」とし、自らが「根本的な役割を見失っていた」ことを認めた。

この謝罪の前には、2002年の日韓W杯で活躍した洪氏の監督就任に関する捜査の一環として、警察がKFA本部へ家宅捜索に入っていた。

さらに、追い打ちをかけるように、外国人審判員へ性的接待疑惑が浮上。

テレビ局JTBCが報じた2016年の政府監査結果によると、KFAは外国人審判および中国サッカー協会(CFA)の幹部に対し、計8回にわたり「不適切なもてなし」を提供していたことが判明した。

それ以来、SNS上では当時韓国の試合で笛を吹いた外国人審判員のリストが拡散されている。

KFAは謝罪声明の中で、協会内の多くの人物がこれらの出来事を「把握していなかった」としつつも、事実関係自体を否定することはなかった。

「当協会は、このような不適切な行為が現在は一切行われていないことを明確にしておきたい」と述べている。(c)AFP