韓国観光が新たな輸出産業に…コロナ後の成長率を年0.15ポイント押し上げ
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【08月09日 KOREA WAVE】外国人観光客による韓国内での消費が、新型コロナウイルス禍後の韓国経済の成長率を年平均0.15ポイント押し上げたとの分析が示された。
韓国銀行調査局が発表した「サービス輸出の観点から見た観光産業の成長効果と政策方向」によると、観光業の国内総生産(GDP)成長寄与度は2001~2025年の年平均で0.04ポイントだった。一方、訪韓需要が本格的に回復した2022~2025年は年平均0.15ポイントに上昇した。
直近4年間の寄与度は長期平均の約4倍に達した。この期間の韓国経済の年平均成長率が1.85%だったことを踏まえると、観光業は主要な成長分野に浮上したとみられる。
2025年の訪韓外国人客は1894万人で、コロナ禍前の最多だった2019年の1750万人を140万人以上上回った。
報告書は観光業について、外国人が韓国内の商品やサービスを消費することで生まれる「サービス輸出」と捉える必要があると指摘した。単純な訪韓客数より、観光客がどれだけ長く滞在し、1日にいくら使うかが重要だとしている。
同じ規模の観光収入でも、消費がどの業種に集中するかや、観光業の付加価値創出力によって、国内の生産や所得を押し上げる効果は変わる。
韓国銀行は、2003年から観光産業を集中的に育成してきた日本と韓国の成長水準も比較した。韓国のGDPに占める観光輸出の割合を日本の2025年水準まで引き上げるには、観光客数だけでなく、1日当たりの支出額や平均滞在日数を併せて高める必要があると分析した。
医療など付加価値の高い分野への支出比率を引き上げ、宿泊、航空、飲食業の付加価値率を改善すれば、観光業による国内経済への波及効果はさらに拡大するとした。
報告書をまとめた韓国銀行調査局アジア太平洋経済チーム長のチョン・ソニョン氏は、観光政策が輸出拡大と付加価値向上にどれだけ貢献したかを共通の成果指標として点検し、個別政策を連携させる必要があると強調した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News