ゼレンスキー氏、厳しい冬を警告 ロシアの攻撃受け無傷の火力発電所は皆無
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【8月9日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は8日、火力発電所がほぼ稼働していない状態で同国が冬を迎えようとしていると警告を発した。一方、首都があるキーウ州ではロシアによる夜間攻撃により、子ども1人を含む4人が死亡した。
セルビアの首都ベオグラードを訪問し、アレクサンダル・ブチッチ大統領との共同会見に臨んだゼレンスキー氏は、ロシアによるミサイルとドローンを使用した夜間一斉攻撃と最前線の地域への砲撃により、過去24時間で計13人が死亡したと述べた。
ゼレンスキー氏によると、キーウ郊外の村への攻撃で3歳の男児らが死亡し、最前線の地域でも攻撃を受けて数十人が負傷したと述べた。
キーウにいるAFP記者は、ウクライナ空軍が「北からの弾道兵器使用の脅威」を警告する中、12回の爆発音を聞いた。
一方で、ベオグラードに初の公式訪問を果たしたゼレンスキー氏は記者団に対し、「ロシアのミサイルは、ウクライナ人の生活を耐え難いものにすることを正確に狙っている」と語り、攻撃がウクライナのエネルギーインフラを頻繁に標的にしていると強調。
ウクライナは、これからの暖房使用のシーズンを前に「実質的に無傷の火力発電所がほとんど残っていない」状態だとゼレンスキー氏は述べている。
セルビアは、長年の同盟国であるロシアに対して制裁を科していない数少ない欧州国家の一つとなっている。
ウクライナに対して非軍事的な支援を提供し続けているブチッチ政権だが、同大統領は戦争について協議したものの、政府の方針に変更はないと述べている。
ブチッチ氏は一方で、ウクライナの領土保全を支持する姿勢には揺らぎがないことも強調している。(c)AFP
