在独ロシア大使館、空港での爆発物搭載無人機は「わざとらしい挑発行為」
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【8月8日 AFP】ドイツ東部ライプチヒ・ハレ空港で爆発物を積んだ無人機が発見された事件について、在独ロシア大使館は7日、ロシアのせいにするために仕組まれた「わざとらしい挑発行為だ」だと述べた。
同大使館は公式ウェブサイトで、この事件は「ウクライナ政府および欧州政界既成勢力の軍事重視の強硬派の利益にしかならないことは明白だ」と主張した。
5日未明、同空港のウクライナの貨物機近くで爆発物を搭載した無人機1機が発見されたほか、別の航空機が上空で正体不明の物体と衝突する事態が発生した。
同空港は、ウクライナのアントノフ航空の拠点となっているほか、ドイツ連邦軍やNATO(北大西洋条約機構)加盟国の軍事物資などの輸送を取り扱う重要なハブ拠点となっている。
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は7日、国内の安全保障上の脆弱(ぜいじゃく)性に対する新たな警鐘となったこの事件を受け、国家安全保障会議を招集して対応を協議した。
在独ロシア大使館は「ドイツ国内で高まる新たな反ロシア・ヒステリーの波」に対して懸念を表明した。
ドイツ当局は、今回の事件についてロシアやその他の特定の主体を名指しして批判してはいないが、アレクサンダー・ドブリント内相は「外国勢力」が関与した可能性がある「ハイブリッド攻撃」であり、「新たなレベルの危険」を意味するものだと述べた。
2022年のロシアによるウクライナへの全面侵攻開始以来、ドイツはウクライナに対する主要な支援国であり続け、ドイツの指導者や治安当局は、ロシアがドイツおよび欧州全域で妨害工作、スパイ行為、情報操作キャンペーンを展開していると繰り返し批判してきた。
これに対し在独ロシア大使館は、「今日ドイツが直面している主な危険は、ありもしないロシアからの『ハイブリッド攻撃』などではなく、ロシアとの戦争が差し迫っているというシナリオを熱心に作り上げ、ドイツ国民にその戦争に参加するよう呼び掛けている政治家たちだ」と反論した。 (c)AFP