サムスン電子「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Flip8」を見るモデル=KT提供(c)news1
サムスン電子「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Flip8」を見るモデル=KT提供(c)news1

【08月07日 KOREA WAVE】韓国サムスン電子の新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z8」シリーズが、韓国での予約販売で過去最多を記録した。ストレージ容量を無料で倍増する特典が値上げの負担を和らげたほか、新たなデザインが10~30代や女性から支持された。

業界によると、サムスン電子が7月28日から8月3日までの7日間に受け付けた「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Galaxy Z Flip8」の韓国内予約販売台数は、144万台を突破した。

1分間に約140台が売れた計算で、2019年の「Galaxy Note10」が記録した138万台を上回った。

予約がサムスン電子の予想を超え、準備していた数量が不足する事態も発生した。同社は公式サイトで、予約購入者向けの利用開始期限を当初の7日から31日まで延長すると発表した。

予約販売で最も人気を集めたのは、「ワイドフォールド」と呼ばれる画面比率4対3の新型モデル「Galaxy Z Fold8」だった。シリーズ全体の予約販売台数のうち、70%を占めた。

好調の要因の一つは、半導体価格の上昇に伴って端末価格を引き上げる一方、予約購入者向けの「ダブルストレージ」特典を維持したことだ。

サムスン電子は原価負担などを理由に、「Galaxy Z8」シリーズの価格を前モデルより8~13%引き上げた。

「Galaxy Z Fold8 Ultra」の韓国内価格は、256GBの基本モデルが257万7300ウォン(約28万4000円)。「Galaxy Z Flip8」の基本モデルは168万3000ウォン(約18万5000円)で、いずれも前モデルより19万8000ウォン(約2万2000円)高い。ストレージ容量が増えるほど、値上げ幅も大きくなる。

「Galaxy Z Fold8」は、256GBモデルと512GBモデルの価格差が25万3000ウォン(約2万8000円)に達する。予約購入者には追加料金なしで256GBから512GBへ容量を倍増する特典が提供されたため、スマートフォンの買い替え需要が予約販売に集中したとみられる。

10~30代と女性の需要が増えたことも、販売を押し上げた。

サムスン電子によると、公式オンラインストア「Samsung.com」の購入者に占める10~30代の割合は半数に達した。「Galaxy Z Fold8」と「Galaxy Z Fold8 Ultra」を購入した10~30代女性も、前モデルと比べて2倍以上に増えた。

サムスン電子は、新たな4対3の画面比率と洗練されたデザインが注目され、SNSを中心に「デザインが気に入って購入した」との反応が広がったことが、女性消費者の関心につながったと分析している。

サムスン電子は7日から、韓国を含む世界約100カ国で「Galaxy Z8」シリーズを順次発売する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News