【08月07日 KOREA WAVE】
キャンプ用の椅子を持ち込んだことを理由に退去を求められたとする利用客の投稿(c)NEWSIS
キャンプ用の椅子を持ち込んだことを理由に退去を求められたとする利用客の投稿(c)NEWSIS

韓国東部の慶尚北道(キョンサンブクト)盈徳(ヨンドク)郡にある京井(キョンジョン)里海水浴場で、幼い娘と訪れた利用客がキャンプ用の椅子1脚を設置したことを理由に退去を求められるトラブルがあり、地域観光地の「私物化」や過剰営業だとして批判が殺到している。自治体側は運営側の対応に非があったとして公式に謝罪した。

投稿者によると、7月20日に2歳2カ月の娘と海水浴場を訪れた際、持ち込んだキャンプ用の椅子を広げたところ、運営事務所から撤去や退去を要求された。現場には「個人用具持ち込み禁止」と書かれた横断幕が掲げられており、関係者からは「個人用具を認めれば有料のパラソルなどが売れなくなり営業妨害になる」といった趣旨の説明を受けたという。投稿者は法的根拠の説明を求めたものの、撤去を促す場内放送が流され、最後は関係者らに促されて別の海水浴場への移動を余儀なくされた。

この体験がSNS上で拡散し、「公共の海岸まで私物化するのか」「過剰な商行為だ」と批判が相次いだ。事態を重くみた盈徳郡は23日に声明を出し、「現行の制度に合わない不適切な措置だった」として利用客や国民に謝罪。問題の横断幕を即時撤去したほか、個人用具の設置可能区域の明確化や案内放送の見直しなどの再発防止策を発表した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News