【8月6日 AFP】ドイツ・バイエルン州の警察は6日、同州の軍需メーカーに対してスパイ行為をしていた疑いで、ウクライナ人の男(33)を逮捕した。男は破壊工作を目的に写真撮影を行っていたとされる。

バイエルン州警察の声明によると、氏名非公表の男は2日、テューリンゲン州で逮捕された。外国情報機関のために働いていた「低レベルの工作員」とみられるという。

男は今年6月、同メーカーの施設を無断で撮影し、その画像を指示役に提供したとみられている。

ドイツでは6月、いわゆる「ハイブリッド攻撃」に対抗するための防衛体制を統括する新たな国家機関が設置された。逮捕された男の捜査は同機関が主導する。

ドイツでは、特にロシアからの妨害工作、諜報活動、世論誘導の脅威が高まっているとの見方が強まっており、それに応じる形で同機関が設置された。

5日には、東部ライプツィヒ・ハレ空港でウクライナの貨物機の近くから爆薬を積んだドローンが発見されており、アレクサンダー・ドブリント内相は「ハイブリッド攻撃」が新たな段階に突入したとの見方を示している。(c)AFP