韓国中央選管、投票者数の誤入力を次回報告で調整か…捜査当局が経緯調査
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【08月06日 KOREA WAVE】韓国で6月3日に実施された統一地方選挙を巡り、中央選挙管理委員会が投票者数に誤りがあった場合、次回の報告時に増減させて反映するよう案内していたことが分かった。京畿道始興市では、選挙当日に3612人分の投票者数が漏れて入力されていた。
法曹関係者によると、「国民参政権侵害の真相究明に向けた検察・警察合同捜査本部」は、中央選管が地方選当日の午前、各市・道の選挙管理委員会に投票者数の入力と修正に関する連絡事項を送った事実を把握し、捜査している。
中央選管はメールで、投票者数に誤りが生じても原則として修正せず、やむを得ず修正する場合は中央選管の担当者に報告し、承認を受けるよう指示していた。
一方、既存の投票者数の報告に大きな誤りがなければ、次の時間帯の報告時に数字を増減させて反映できるとも案内していた。
これは、選挙管理システムの入力内容を修正する権限を持つ市・道選管に対し、小さな誤りは別の時間帯の報告で調整するよう求めたものと受け取れる。
こうした内容は、今回の地方選挙を前に中央選管が公表した総合管理指針と食い違うとの指摘が出ている。
同指針では、「選挙管理システムに入力した内容は公開されるため、担当職員が徹底的に確認すること」としていた。また、修正が必要な場合は理由を具体的に記し、市・道選管が修正理由に該当するか確認した上で、修正の可否を決めるよう定めていた。
合同捜査本部は、こうした案内の作成や伝達に中央選管上層部が関与したか、過去の選挙でも同様の方法で投票者数の誤りを処理していたかなどを調べるとみられる。
始興市では、地方選当日の午前9時から10時までの1時間で、累計投票者数が2万2914人から4万2482人に増え、1万9568人増加したと報告されていた。
中央選管の説明によると、午前9時の報告時、始興市の正往本洞、蓮城洞、陵谷洞で投票者数の登録ボタンが押されていなかった。始興市選管もこれを見落としたまま報告を確定し、3612人分が漏れたという。
漏れを確認した始興市選管が京畿道選管に修正方法を問い合わせたところ、次の報告時刻である午前10時に、漏れた人数を含めて報告するよう案内された。
漏れた3地区の数字を反映すると、始興市の累計投票者数は午前9時の2万6526人から午前10時の3万8870人へ、1万2344人増えた計算になる。
韓国野党「国民の力」のキム・ウネ議員は「京畿道の1カ所を分析しただけでも投票率の操作が確認された」と主張し、類似の傾向が他の地域でも見つかっているとして、関連資料を捜査機関に提出する方針を示した。
一方、現時点では中央選管による組織的な操作が確認されたわけではなく、捜査当局が入力ミスや修正指示の経緯を調べている段階だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News