【8月12日 CGTN Japanese】中国の大ヒット映画「おばあちゃんへのラブレター(原題:給阿嬷的情書)」のプレミア上映会が8月5日、インドネシアのジャカルタで開催されました。作品は7日から同国の映画館で正式に公開される予定です。

中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の記者はジャカルタ市内の映画館を訪れ、同作品のプレミア上映会を取材しました。この映画は、広東省の潮汕地域に伝わる「僑批(海外華僑が故郷の家族に送った送金付きの手紙)」文化を背景に、家族の絆や華僑の歴史を描いた作品で、インドネシアの観客からも大きな共感を呼びました。

「おばあちゃんへのラブレター」はこれまでに、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、フィリピンなど多くの海外市場で順次公開されています。シンガポールでは、潮汕方言版の上映回がチケット販売開始からわずか1時間半で完売し、海外華人の間で大きな反響を呼び、現地の年間アジア映画興行収入ランキングで首位を獲得しました。同作品の海外興行収入は現在安定した伸びを続けており、地域に根差した温かい物語が世界の舞台へと広がっています。

「おばあちゃんへのラブレター」は、「僑批」を軸に、南洋へ渡り生活の道を求めた華僑の先人たちと、故郷に残る家族が互いを思いやり、支え合う姿を描いた感動作です。潮汕方言で「批」は「手紙」を意味します。華僑が故郷へ送った家族への手紙と送金証明書が一体となった「銀信合封」は「僑批」と呼ばれ、20世紀に南洋華僑と故郷を結ぶ主要な通信手段でした。「僑批檔案―海外華僑の銀信」は2013年、ユネスコの「世界の記憶」に登録されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News