【8月6日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、モロッコで会合を開き、ジャンニ・インファンティーノ会長への「全面的な支持」を確認した。一方、広く批判されたW杯(ワールドカップ)への民間投資を認める計画をめぐっては謝罪した。

インファンティーノ氏に対しては、同提案を撤回して以降も辞任を求める声が組織内外から高まっている。

FIFAは声明を発表し、提案が公になった後にもミスがあったことを指導部は認識しているとした。

FIFAは7月28日、W杯やクラブW杯などを運営するために提案した子会社「FIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)」の企業価値を200億ドル(約3兆1500億円)と算定し、最大で42億ドル(約6630億円)を調達できる可能性があると説明していた。

しかし、この計画は猛反発を招き、欧州サッカー連盟(UEFA)はその翌日、民間投資家を呼び込む計画を強行すれば、W杯をボイコットすると発表した。

各方面からの批判を受けインファンティーノ氏は1日までに計画を撤回。「われわれの目的は常に団結と進歩であり、それはこれからも変わらない」とし、「結果としてこの提案が進められることはない」と述べていた。

モロッコでの会合後、出席したマティアス・グラフストロムFIFA事務総長および管理委員会のメンバーらは声明を発表し、「FIFA評議会や加盟協会を協議から排除する意図はなかったものの、プロセスの進め方(手続き)には問題があったとの認識で一致した」と説明。

また、「FIFA評議会およびFIFA加盟協会宛ての別途の書簡において、これらのミスに対する謝罪がなされるとともに、再発防止に向けた取り組みが約束された」ともしている。(c)AFP