ドイツの大手高級化粧品販売店「ダグラス」(c)news1
ドイツの大手高級化粧品販売店「ダグラス」(c)news1

【08月06日 KOREA WAVE】ドイツの基礎化粧品・日焼け止め製品の輸入市場が縮小する中、韓国製品の輸入額が2026年1~5月に前年同期比108.4%増加した。海外通販やKビューティー専門通販を中心としていた販売経路も、現地の大手ドラッグストアや化粧品販売店へ広がっている。

欧州化粧品協会によると、ドイツの化粧品・パーソナルケア市場の2025年小売売上高は180億ユーロ(約2兆9678億7000万円)で、欧州最大規模となっている。

欧州連合(EU)統計局の貿易統計によると、2026年1~5月にドイツが韓国から輸入した基礎化粧品・日焼け止め製品は4323万ユーロ(約713億円)で、2025年同期の2074万ユーロ(約343億円)から倍増した。

同期間のドイツ全体の輸入額は14.9%減少したが、韓国製品のシェアは2.0%から4.8%へ上昇した。韓国は輸入相手国別で8位となり、中国の2838万ユーロ、米国の1843万ユーロ、日本の1239万ユーロを上回った。

成長の背景には、スキンケア需要の拡大と現地流通網への進出がある。ドイツでは化粧品販売の53%をドラッグストアが占める。現地最大手のdmでは「SKIN1004」や「Beauty of Joseon」、ロスマンでは「COSRX」や「ANUA」などが販売されている。

大手化粧品販売店ダグラス(Douglas)は「medicube」のスキンケア製品や美容機器も取り扱われている。7月に「Beauty of Joseon」が週末限定で開いたポップアップには約2000人が訪れた。

業界関係者は、機能性成分を重視した製品設計と手頃な価格が、成分や効果を慎重に確認するドイツの消費者に受け入れられていると分析している。

今後の課題は、オンライン販売や一部製品の試験販売にとどまらず、実店舗で取り扱う店舗数と製品数を増やすことだ。韓国化粧品企業は現地流通会社との協力を強化し、ドイツを含む欧州市場で販売網を拡大する方針だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News