キム・ゴニ(金建希)氏を乗せた護送車=2026年7月22日(c)news1
キム・ゴニ(金建希)氏を乗せた護送車=2026年7月22日(c)news1

【08月06日 KOREA WAVE】韓国の第2次総合特別検察官チームは、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権初期、ソウル・竜山の大統領府に妻キム・ゴニ(金建希)氏のための執務空間が設けられていたとの証言を確保した。

法曹界によると、特別検察官チームは大統領公邸移転を巡る疑惑を捜査する過程で、大統領警護庁の関係者から「竜山の大統領府に大統領夫人用の執務室を設置した」という趣旨の証言を得た。

関係者は、キム・ゴニ氏の執務空間は大統領府の1フロアの半分に相当する広さで、約10億ウォン(約1億1000万円)の予算が投じられたと証言したという。特別検察官チームは、執務室がユン政権初期に設置された可能性を示す状況も確認した。

また、キム・ゴニ氏が2022年9月、大統領府で警護庁の実務担当者を直接集め、「大統領府があまりにも殺風景だ」として、拡張工事が必要だという趣旨の発言をしたとの証言も得た。

キム・ゴニ氏は当時、警護庁関係者に工事予算を確保できるかどうかも直接尋ねたとされる。

一方、キム・ゴニ氏側は声明を発表し、「ユン政権初期に大統領府内にキム・ゴニ氏の執務空間が存在したというのは事実と異なる」と反論した。

キム・ゴニ氏側は「過去の青瓦台には大統領夫人用の執務室があったが、ユン政権初期には存在しなかった」と説明。「2024年後半に第2付属室の設置を発表した際、大統領府内の空きスペースに第2付属室と大統領夫人用の小規模な執務室を設置した事実はある」とした。

ユン・ソンニョル氏は大統領選候補だった2021年12月、インタビューで大統領夫人を補佐する第2付属室について「廃止するのが正しいと思う。大統領の妻は単なる家族にすぎない」と述べていた。

キム・ゴニ氏も経歴詐称疑惑が浮上したことを受け、2021年12月26日の記者会見で「夫が大統領になっても妻としての役割だけに忠実でありたい」と述べ、公的な活動を控える考えを示していた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News