ニューバランス・コリアのTシャツ(c)news1
ニューバランス・コリアのTシャツ(c)news1

【08月06日 KOREA WAVE】韓国イーランドワールドが運営するニューバランス・コリアは、韓国とソウルの魅力を国内外に伝えるとして「NBソウルコレクション」を発売した。しかし、韓国を象徴する太極旗を取り入れた商品のデザインに誤りがあるとして、批判を受けている。

問題となったのは「UNI NB 建坤坎離エクスクルーシブ半袖Tシャツ」。商品名と説明では太極旗の建坤坎離を活用したとしていたが、白色商品の太極模様は一般的な太極旗と反対に見えるよう表現され、四隅の卦の位置や向きも正確ではなかった。

イーランドワールドによると、この商品は2024年に開発を始め、複数回の修正を経て2025年11月にデザインを確定し、2026年1月から販売された。1年以上にわたり企画、デザイン、承認、生産、流通の各段階を通過した正式商品であり、単なる一時的なミスとは言いにくい。

同社は、黒色と灰色の商品で陰影として表現した部分を、白色商品ではニューバランスの象徴色である赤に変更した結果、視覚的な誤解が生じたと説明し、政治的な意図はなかったとしている。

しかし、これは色を変えた理由にすぎず、なぜ誤ったデザインが長期間の開発と検品を通過したのかという疑問への答えにはなっていない。国家の象徴を商品に使う以上、実際の太極旗と照合するのは基本的な確認事項だ。

販売中止後の対応にも課題が残る。イーランドワールドは、外国人購入者も店舗訪問や顧客窓口への電話、オンラインモールへの問い合わせを通じて返金を受けられると説明した。

一方で、外国語による返金案内を出したか、すでに出国した観光客がどのように返品するのか、外国人購入者のうち何人が返金を受けたのかについては具体的に明らかにしていない。外国人観光客を意識した商品でありながら、事後対応は韓国内の顧客を前提とした一般的な手続きにとどまった。

問題は太極模様の向きだけではない。誤りを見抜けなかった検品体制と、外国人顧客を十分に考慮しなかった対応についても、改善策を示す必要がある。【news1 チェ・ソマン記者】

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News