記者会見する韓国野党「国民の力」のキム・ウネ議員=2026年8月3日、国会(c)news1
記者会見する韓国野党「国民の力」のキム・ウネ議員=2026年8月3日、国会(c)news1

【08月06日 KOREA WAVE】韓国野党「国民の力」のキム・ウネ議員は3日、中央選挙管理委員会が6月3日の統一地方選挙で、一部投票所の投票者数の誤入力を当該投票所で訂正せず、別の投票所に分散して入力するよう指示した疑いがあると主張した。

キム・ウネ氏は国会で記者会見し、こうした状況が記された内部文書を入手したと明らかにした。

議員室が入手した「投票者数の誤入力に関する確認事項報告」によると、忠清北道選挙管理委員会は地方選の投票当日、鎮川郡鎮川邑第2投票所の投票者数が過大に入力されたとして、中央選管に対応方法を問い合わせた。

中央選管は、過大入力された人数を当該投票所で修正するのではなく、別の8投票区に分散して修正入力する方法を案内したとされる。

中央選管は、過大入力された投票区の人数だけを実際の投票者数に減らすと、すでに公開された鎮川郡全体の投票者数も減少し、疑惑が提起される恐れがあるとの趣旨を説明したという。

また、京畿道選管から金浦市九来洞第2投票所の投票者数の過大入力について問い合わせを受けた際にも、同様の方法を案内したとされる。

キム・ウネ氏は、中央選管が修正履歴を残さないため、過大入力された数値を別の投票所に分散する方法を、エクセルファイルの例まで作成して伝えたと主張した。

九来洞では関連投票所の投票者数が修正された一方、鎮川郡では修正申請の承認が遅れ、実際の修正には至らなかったという。

キム・ウネ氏は「投票者数を過大に入力した場合、現場で速やかに訂正することが選挙への信頼を守る第一歩だ」と指摘。「誤りを直さず、他地域の投票者数に分散させて数を膨らませる方法で疑惑を隠そうとした」と批判した。

さらに「中央選管が意図性、具体性、反復性を持って実行した明白な選挙操作犯罪」と主張し、特別検察による捜査が必要だと訴えた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News