独空港に「正体不明の物体」 ウクライナ貨物機狙ったか、爆弾処理ロボット投入
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【8月5日 AFP】ドイツ警察は5日、ライプツィヒ・ハレ空港に駐機していた貨物機近くで「正体不明の物体」が見つかり、爆発物処理ロボットが投入されたと発表した。事態を受けて、複数の航空便が目的地の変更を余儀なくされた。
独ビルト紙は、発見された物体について、起爆装置と爆発物を搭載した無人機の可能性があると報じたが、警察当局は現時点までに詳細を確認していない。
地元通信社の映像では、アントノフ貨物機の近くに爆発物処理ロボットが投入されたことが確認できた。貨物機には、ロシアの攻撃で甚大な被害を受けたウクライナの地域にちなみ「Be Brave Like Kherson(ヘルソンのように強くあれ)」と機体側面に書かれていた。
ビルト紙はまた、別の貨物機がその後、空港から約6キロ離れた地点の上空で詳細不明の物体と衝突したと報じた。この貨物機は、ハノーバー空港に無事に着陸したという。この衝突事案についてドイツ内務省の報道官は記者会見で、同機がライプツィヒへの着陸を断念し、目的地を変更した後に物体と衝突したことを認めた。
警察は5日朝の短い声明で、「午前0時直前、ライプツィヒ・ハレ空港の近くで未確認飛行物体が目撃され、旅客機1便を含む複数の航空機が他の空港への目的地変更を余儀なくされた」と説明。また「南滑走路の近くで正体不明の物体がみつかり、連邦警察による確認作業が行われ、その過程で爆発物処理ロボットが投入された」とも付け加えた。
警察は、その物体が爆破処理されたのか、あるいは目撃された未確認飛行物体と同一であるかについては確認しなかった。
ドイツやその他の欧州諸国では、空港や軍事基地、工場などの重要施設の上空をドローンが飛翔する事例が相次いで報告されている。
ウクライナを軍事的に支援しているドイツは、こうした事案の多くにロシアが関わっていると見ている。
2024年7月には、ライプツィヒ空港でDHLの貨物機に積み込まれる前に地上で小包が炎上する事案が発生した。治安当局はロシアに関連した放火・破壊工作計画の疑いがあるとして捜査を進めた。
一方のロシア側は、いかなる不審事案への関与も否定している。(c)AFP