仁川SSGランダースフィールド=SSGランダース提供(c)news1
仁川SSGランダースフィールド=SSGランダース提供(c)news1

【08月05日 KOREA WAVE】韓国・仁川で猛暑の中で開かれたプロ野球の試合で、観客2人が倒れて病院に搬送された。球場では熱中症の疑いに関する申し出が計25件あり、うち2件が重症だった。

仁川SSGランダースフィールドでは4日、SSGランダースとLGツインズの試合が開かれた。8回を終え、SSGが10―8でリードしていた。

しかし、9回表の開始直前、一塁側応援席付近で観客が倒れ、午後10時2分ごろから試合が一時中断された。

SSGによると、倒れたのは25歳の男性。周囲の観客から通報を受けた警備責任者が現場に到着し、意識がないことを確認した。直ちに消防へ通報して気道を確保し、心停止状態と判断して約20秒間、心肺蘇生を実施した。

その後、自動体外式除細動器(AED)で1回電気ショックを与え、消防の指示に従って救命措置を続けた。男性は現場で意識を取り戻し、球団関係者の付き添いで近くの病院へ搬送された。

審判団は状況を確認し、対応が終わるまで両チームの選手をベンチへ戻した。球団は「観客が意識を失い、心肺蘇生が実施される緊急事態だったため、審判団が重大な状況と判断して試合を中断した」と説明した。

試合は約9分後の午後10時11分に再開され、SSGが10―8で勝利した。

試合終了後にも、指定応援席にいた26歳の男性が倒れた。球団によると、持病と熱中症の症状が重なったとみられる。警備員の到着後に意識を取り戻し、本人の希望で、通院していた仁荷大学病院へ救急搬送された。

球団は、観客の早期回復に向けて支援するとしている。

この日、球場で受け付けた熱中症の疑いは計25件で、重症が2件、軽症が23件だった。

韓国野球委員会(KBO)が猛暑時の試合運営基準を細分化した日に緊急事態が発生したことで、より体系的な暑さ対策の必要性が改めて浮き彫りになった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News