崖に2基のエレベーター 山間の子どもに通学用「空中スクールバス」新登場
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【8月8日 CGTN Japanese】中国南部の雲南省曲靖市が管轄する宣威市普立郷の尼珠河大峡谷にある崖のエレベーター「扶揺梯」がこのほど、正式に運用を開始しました。高さ288メートルの崖のエレベーターは、かつてネット上で感動を呼び起こした「青雲梯」と並び立ち、全国唯一のエレベーター2基から成る「空中スクールバス」システムを構成しています。
尼珠河大峡谷は国家AAAA級(上から2番目)観光地であり、垂直標高差は500メートル以上に及びます。谷底には、山により外部と遮断された小さな村・尼珠河村があります。
村の子どもらは、かつて登校に3時間かかり、石段を歩き、崖を登り、川を渡ることが日常でした。今では2基の崖のエレベーターと雲の上を走るケーブルカー1台が、子どもらの通学時間を30分に短縮しました。
2022年、高さ268メートルのエレベーターと標高差約200メートルの空中ケーブルカーが完成し、運用を開始しました。これらは地元の村民や子どもを対象に無料で開放されました。エレベーターの導入は、尼珠河村の交通手段を根本から変え、通学路も平坦になりました。尼珠河村の子どもは、観光地のバスに6~7分間乗ってエレベーター入口まで行き、垂直に268メートル上昇するエレベーターに乗り、さらに空中ケーブルカーで200メートル以上上昇し、その後の徒歩を合わせて30分で学校に到着できるようになりました。
エレベーター2基が並行して運用されるようになり、峡谷への往復時間が短縮し、待ち時間も大幅に減少しました。峡谷を行き来する尼珠河村の子どもらにとって、移動手段が増え、より安心して通学できるようになりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News