中国最大規模の特殊ポリビニルアルコール樹脂生産基地が完成
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【8月8日 CGTN Japanese】中国石油化工は8月3日、傘下の重慶川維化工の年産5万トンの特殊ポリビニルアルコール樹脂(PVA)の製造装置が稼働を開始したことを明らかにしました。同工場は年間生産能力が21万トンに達し、1工場当たりで世界最大規模のハイエンドPVA生産基地になりました。
中国では高品質の特殊PVAを長期にわたって輸入に依存しており、産業チェーン上流の重要な弱点でした。
今回稼働を開始した年産5万トンの特殊PVA装置は、自主開発の中核技術のフルセットに依拠して建設され、ハイエンド特殊製品の大規模な安定生産を実現できるだけでなく、同社既存の16万トン分の生産施設の工程のアップグレードと生産能力の最適化を促進し、全体として21万トンのハイエンドPVAの量産能力を形成することになりました。
重慶川維化工の責任者は、同社が独自に開発したアルコール分解と高純度精製技術を採用したことで、装置全体の生産効率が40%向上したと説明しました。
ここ数年、PVAに対する紡績や建築などの従来分野の需要は安定していますが、太陽光パネル用封止材、偏光フィルム、電子材料向け高純度材料、生分解性グリーン包装などの新興分野での需要が急増し、市場では高純度あるいはカスタマイズ化されたハイエンドPVAに対する需要が増大し続け、供給不足が特に顕著になっています。
同工場の年産能力は汎用分野での安定供給とハイエンド材料の輸入代替を両立させ、産業チェーンの対外依存度を有効に低減し、サプライチェーンの自主的な管理可能の能力が強化するものです。中国はすでに世界最大規模のPVA関連の産業システムを構築し終えており、総生産能力は世界の6割以上を占めています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News