信用取引で失敗「もう何も残っていない」絶望の投稿から2日後…韓国株式市場が過去最大の大反発
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【08月04日 KOREA WAVE】韓国で、サムスン電子とSKハイニックスの株価がそろって急騰し、韓国株式市場が記録的な反発を見せる中、その2日前に投資の失敗で追い詰められた心境を投稿した40代の父親に注目が集まっている。
7月29日、オンラインコミュニティーに「持ち家のない人間にとって最後の選択だった株式投資に失敗し、窮地に陥っている」とする投稿が掲載された。
投稿者は2人の子どもを持つ父親だと明かし、「賃貸保証金は上がり、中学生になった娘2人の塾代や生活費、賃貸保証金融資の利息まで負担するうちに、借金が増えていった」と説明した。
海外商品の購入代行など副業にも取り組み、一時は満足できる収入を得ていたが、現在は月50万ウォン(約5万5000円)も稼げない状況だという。「毎日懸命に働いているが、それでも借金だけが増えていった」と訴えた。
生活苦の末に選んだのが株式投資だった。しかし投稿時点では、大きな損失を抱えていた。
投稿者は「家族と生きるために株に投資した。しかし結果的には本当に愚かなことだった。金がないため融資を受け、それが借金による投資につながり、結局失敗した」と記した。
さらに信用取引でサムスン電子とSKハイニックスに投資したものの、状況は一層悪化したとし、「希望も答えもなく、子どもたちに申し訳ない。自分にはもう何も残っていない」と、深刻に追い詰められた様子をつづった。
投稿が掲載された当時は半導体株が連日急落し、投資心理が大きく冷え込んでいた。
しかし、そのわずか2日後に市場の流れは一変した。
外国人投資家が1日で9兆ウォン(約9900億円)を超える資金を韓国株式市場に投じ、KOSPIは7月31日の取引時間中に16%以上上昇し、過去最大の上昇率を記録した。
終値は前日比1001.89ポイント高の6595.45で、上昇率は17.91%だった。
サムスン電子は前営業日比26.81%高の26万2500ウォン(約2万8875円)で取引を終え、上場以来最大の上昇率を記録した。SKハイニックスも171万8000ウォン(約18万8980円)まで上昇し、初めて値幅制限いっぱいのストップ高となった。
前日の米国株式市場で、マイクロンが18.36%、サンディスクが25.99%、AMDが13%、インテルが11.30%上昇し、フィラデルフィア半導体株指数も8.19%高となったことが、韓国の半導体株への強い買いにつながったとみられる。
ただ、半導体大手の株価は最近、大きく変動しており、短期間の値動きだけで投資の成否を判断するのは難しいとの見方が多い。
投稿を見た人からは「2日だけ持ちこたえていたら、あの投稿はなかったかもしれない」「その後の消息を知らせる投稿が出てほしい」「つらくても子どもたちのために立ち直ってほしい」など、投稿者の無事を願う声が相次いだ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News