画質の粗さが逆にイイ?…韓国の若者がスマホを捨て「Y2Kデジカメ」に熱狂する理由
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【08月04日 KOREA WAVE】2000年前後に流行したデジタルカメラが再び注目を集め、韓国の20~30代女性が主に利用するファッションアプリでも関連商品の売り上げが大きく伸びている。
ムシンサが運営する「29CM」では、2026年5~7月の「デジタルカメラ」と「デジカメ」の検索数が前年同期比でそれぞれ70%、129%以上増加した。カメラ・ビデオカメラ部門の取引額も88%以上伸びた。
「ABLY」では2026年上半期、商品名に「デジカメ」を含む商品の取引額が前年同期比221%増加した。「ジグザグ」でも6~7月のデジタルカメラ取引額が184%増えた。
デジタルカメラはスマートフォンより画質が劣る場合があるものの、自然な色合いや「Y2K感性」と呼ばれる独特の雰囲気を演出できるとして、個性的な写真を求める若者に支持されている。
29CMが6月に数量限定で販売した「RICOH GR IV」は、発売開始から1分で完売した。2025年12月に発売され、品薄が続いていたソニーのカメラも、2月の限定販売で1分以内に売り切れた。カメラポーチなど関連アクセサリーの取引額も120%以上増加した。
最近は、キーホルダーのようにかばんへ付けられる超小型デジタルカメラも人気だ。低解像度による色あせたような色合いや、レトロな雰囲気が特徴となっている。
29CMの関係者は「ボタンやダイヤルを直接操作し、撮影後に写真を確認するまでの過程そのものがデジカメ特有の体験として受け入れられている」と説明した。単なる撮影機器ではなく、Y2K感性を表現するファッションアイテムとして認識されているという。
こうした趣味用品の需要拡大を受け、韓国の主要ファッションアプリは関連商品を強化している。29CMは電動自転車やヨガ、バレエ、キャンプ用品を扱い、ABLYはDIY用品やインテリア小物、触感玩具などを拡充している。
ABLYでは上半期、モール糸を使ったDIY商品の取引額が3倍以上に増え、フィギュアは345%伸びた。ストレス解消用の触感玩具も好調で、「スライム系玩具」は869%、「柔らか玩具」は344%増加した。
ジグザグでは、手で触って楽しむキーキャップなどのフィジェットトイが人気を集め、6~7月のキーキャップ取引額は前年同期比で約20倍に増えた。
業界関係者は「購入データや検索傾向を分析し、需要が増える趣味や運動分野を先回りして把握しながら、専門店の入店を増やして商品競争力を高めている」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News