アルゼンチン大統領、ブラジル大統領を再び「泥棒」扱い
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【8月4日 AFP】アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は2日、ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領に対する舌戦を再び展開した。ミレイ氏は先週、ルラ氏を「犯罪者」と呼んで外交問題を引き起こしたばかり。
リバタリアン(自由至上主義者)のミレイ氏は、主要紙ナシオンが運営するニュース専門チャンネル「LN+」のインタビューで左派のルラ氏について、「彼は泥棒であり、汚職に手を染めており、窃盗と汚職で有罪判決を受けて服役していた。だから彼を受刑者と呼んでも差し支えない」と述べた。
ミレイ氏は先週末にブラジルで行った演説でも同様の発言をし、次期ブラジル大統領選でルラ氏の対立候補となる右派のフラビオ・ボルソナロ氏への支持を表明した。
これに対しブラジル側は、ブラジル最高裁判所判事をも標的にしたミレイ氏の演説を受け、自国の駐アルゼンチン大使を本国に呼び戻した。
アルゼンチン大統領府のアドリアン・ラビエ報道官は後に、最大貿易相手国との摩擦を静観させようと、これは「思想的・政治的な違い」の問題だと説明した。
2日、ルラ氏に対してなぜそれほど攻撃的になれるのかと問われたミレイ氏は、「誰かに物を盗まれたら攻撃的だと感じないか? 泥棒を『泥棒』と呼ぶことは、盗むという行為そのものに比べればはるかに軽いことだ」「彼(ルラ氏)が釈放されたのは手続き上のミスによるものであり、無実だからではない。したがって、彼は泥棒であり汚職政治家だ」と反論。
「私は自由の理想の擁護者であるからこそ、こうしている」と付け加えた。
2003年から2010年にも大統領を務めたルラ氏は、南米史上最悪の汚職事件「オペレーション・カー・ウォッシュ」で有罪判決を受け、2018年4月から580日間服役した。
その後、最高裁判所は裁判所の管轄権の問題と担当裁判官に偏向があったことを理由に有罪判決を取り消し、ルラ氏は釈放された。(c)AFP