KIST(c)MONEYTODAY
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【08月04日 KOREA WAVE】悪臭や魚の大量死を引き起こし、有害物質によって水源の水質を脅かす藻類の大量発生が毎年問題となる中、韓国科学技術研究院(KIST)が太陽光だけで藻類を除去する「無電源自律型防除水上ロボット」を開発した。

KISTは、クリーンエネルギー研究センターのオ・ヒョンソク博士の研究チームが、超物性伝導素材研究センターと極限物性素材研究センターの研究チームと共同で、外部からの電力供給や薬品の運搬を必要とせず、太陽光だけで作動する水上ロボットを世界で初めて開発したと発表した。

従来の藻類除去では、作業員が船に乗り、過酸化水素を直接散布する方式が主に使われてきた。しかし、広い水域を繰り返し移動しなければならず、薬品を長期間保存するために加える安定剤が除去効率を下げるという課題があった。

研究チームは、炭素素材にコバルト原子を一つずつ分散させた単原子触媒を開発し、空気中の酸素と水だけを使って現場で過酸化水素を生成する技術を実現した。

この技術で作られた過酸化水素は、市販の過酸化水素に比べ、藻類の除去速度が最大1760倍に向上したことが確認された。

研究チームは、この触媒システムを太陽光パネルと浮体装置に組み込み、自律型の防除水上ロボットを完成させた。KISTの施設内にある池で試験運転した結果、藻類の除去性能が確認されたという。

この技術は、電力インフラが不足するため池やダムでも活用できる。薬品を別途運ぶ必要がなく、現場で必要な量だけ過酸化水素を生産できるため、輸送費や薬品漏出のリスクも減らせる。

KISTは今後、装置を大型化し、河川や大規模な水源などへ適用範囲を広げる計画だ。

オ・ヒョンソク博士は「水質浄化触媒、先端複合素材、ロボット制御技術を持つKISTの研究チームが協力して生み出した融合研究の成果だ。次世代のスマート水管理技術の新たな選択肢になることを期待している」と述べた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News