韓国、公共データをAIとの対話で検索…政府ポータルを全面刷新、試験運用
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【08月04日 KOREA WAVE】韓国行政安全省は3日、国民や企業が公共データをより簡単に利用できるよう「公共データポータル」を全面刷新し、試験運用を始めると発表した。利用者が日常的な言葉でAI(人工知能)に質問すると、内容を理解して関連する公共データを提示する質問型検索などを導入した。
メガ・ニュース(MEGA News)のナム・ヒョグ記者の取材によると、従来のポータルでは、目的の資料を探すために正確な検索語を入力する必要がある場合が多かった。新サービスでは、特定地域の生活情報や産業動向、交通、福祉などについて目的に沿った文章で質問すると、AIが適切なデータを探しやすくする。
利用画面も刷新し、複雑だった利用手順を整理した。政府の統合ログインシステム「Any-ID」を導入して利便性を高めたほか、AIがデータの要点を短くまとめる機能や、社会的な関心事や最新動向に応じて利用可能なデータを提示する推薦機能も追加した。データに詳しくない利用者でも必要な情報にアクセスしやすくする狙いだ。
行政側のデータ管理機能も強化した。政府が公共データの公開・共有体制の集約を進める中、国家共有データプラットフォームと連携できる構造を整備した。標準APIを使った連携範囲を拡大し、データ一覧を整備する作業の自動化も進めた。
AIによるデータ説明の自動作成機能を導入し、統計分析や可視化した情報を一覧できるダッシュボードも提供する。手作業による入力ミスを減らし、データ管理の正確性や一貫性の向上につなげる。
サービスの運用環境も見直した。AIを使ったサービスの利用増加やアクセスの集中を想定してクラウド基盤を拡充したほか、APIの異常をリアルタイムで検知する機能や、不正なIPアドレスを遮断するなどのセキュリティー対策を強化した。
行政安全省は約2カ月間の試験運用を通じ、利用者や現場からの意見を反映してサービスを改善する方針だ。正式運用が始まれば、国民による公共データの検索や活用が容易になり、企業にとっても新たなサービスやビジネスモデルを開発しやすい環境になるとみている。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News