北朝鮮・清津で新たな刑務所建設…2023年末以降で14カ所目
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【08月04日 KOREA WAVE】北朝鮮が北東部の清津に新たな刑務所を建設していることが29日、分かった。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が反社会主義・非社会主義行為への取り締まり強化や法執行体制の再編を進める中、全国で刑務所の拡充が続いているとの分析が出ている。
北朝鮮専門メディア「NKニュース」は衛星画像の分析結果をもとに、咸鏡北道清津市羅南区域鳳岩里一帯で大規模な刑務所の新築工事が進んでいると報じた。
民間衛星会社プラネット・ラブズの画像によると、2025年10月に敷地造成のための仮設構造物が初めて確認され、2026年2月末から本格的な工事が始まったとみられる。
新施設は約3.1ヘクタール、サッカー場約4面分の長方形の敷地に建設されている。塀の内側には監視塔5基と、2~3階建てのコの字形の収容棟4棟が設けられている。最近、北朝鮮の他地域で新設された刑務所と似た構造だという。
工事は現在も続いているが、数カ月以内に完成する見通しだ。
NKニュースによると、今回の施設は2023年末以降、北朝鮮が新築または大規模改修した少なくとも14カ所目の収容施設となる。
北朝鮮ではこれまで、咸興、新義州、沙里院中部、价川、松間、黄州などで新たな刑務所が建設されたとされる。典内、沙里院東部、平壌北部、中山、会寧、江東などでは、既存施設の増築や改修が進められた。
「第25号管理所」とも呼ばれる清津の政治犯収容所では、最近、小規模な補修が確認されたものの、大規模な増設の動きは捉えられていない。
今回の刑務所拡充は、キム総書記が数年にわたり党や軍内部の大規模な不正を摘発し、外部文化の流入や拡散を防ぐための厳しい取り締まりを続ける中で進められている。
北朝鮮は3月の最高人民会議で、軍の派生組織である社会安全省が担ってきた役割を再編し、外国と同様の「警察」組織を構築する方針を示すなど、法執行体制の見直しも進めている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News